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風来坊のアウトドアライフ

furaibow.exblog.jp

福岡や九州中心の山歩きや野菜作り、その他のレポートを記録しています。よろしくお願いします。

カテゴリ:九州外の山歩き( 96 )

7月7日(日)曇りのち晴れ
今回、二日目の候補は、秋田駒ヶ岳。秋田と付きますが、岩手県側からも登れます。
秋田県側は、夏場は交通規制があるのですが、岩手側の国見温泉からは規制なし。
色々と迷ったのですが、規制の無い秋田駒ヶ岳を選んだのです。
前日、9時間以上歩きましたので、体調を考えてから判断しようと思っていましたが、3時に起きた時の満天の星空を見たら、登る気満々に気力が充実しましたので、登ることに決めました(笑)
ただ、「10時には下山する!」と決めて、これに従って行動することにしました。
10時までに下山できれば、汗を流して、盛岡で土産を買ったり、食事をする時間が出来ます。
飛行機は、花巻空港14時10分発ですが、レンタカーの返却やその前に荷物をまとめないといけませんから13時までには着いておきたいですからね。
もし、渋滞などのアクシデントがあって、10時を過ぎても、11時30分までの下山なら、1時間10分で行けるので大丈夫です。

少し明るくなり始めたのを機に近くの道の駅を出発して、4時30分ごろ、登山口の駐車場に到着。
すでに10台ほど駐車。焼石岳より出足が早いです(笑)道も良いですけどね。
奥の段の駐車スペースに停めて、4時40分に出発。
出発は少しでも早い方が、余裕ができますから。
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舗装路を少し登って、奥の森山荘の横の登山口から登り始めます。
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階段を登って、すぐから登山道らしくなる。少し進むと森の中を歩くようになる。
この森で、ある花を見たいと思っていたので、ゆっくりと歩きます。
昨日もたくさんあったギンリョウソウですが、少しピンクがかっていましたので、パチリ。
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節穴の風来坊の眼を凝らして、探しますが、ありません。
半分ほど歩くと、森が明るくなります。ここまでの間に見つけなければ失敗でしょうね。
ただ、時期的には半月以上遅いので、仕方ありません。
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気を取り直して、でも、他の花も探しながら、登っていきます。
昨日も見たウラジロヨウラクやゴゼンタチバナなど花はそれなりにあります。
1時間ほどで、横長根。一休みするにはちょうど良い場所です。
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ここからは、稜線歩きになりますので、楽チン。
花が増えてきました。アカモノや
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マイヅルソウは昨日も見ましたが、やっぱり写してしまいます。
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木々も低いので、秋田駒ヶ岳の峰々が見えます。いつ見えなくなるか分からないので、見えた時にパチリ。
(秋田駒ヶ岳は、結構ガスがかかることが多いと以前、鶴の湯に行ったときに聞きました)
左の丸みを帯びた山頂は、女岳と思われます。真ん中奥が、男岳、手前の三角形のピークは小岳でしょうか。
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西側に目を転じると、田沢湖の水面が少し覗けます。良い天気です。
このところ、青空の下で登っていませんので、なおさら気持ち良いです。
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稜線を歩き始めて、すぐにミヤマハンショウヅル。このあと、たくさん見ることが出来ました。
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ゴゼンタチバナは、群生しているのを写すのが好きです。ちょうど見頃でした。
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焼石岳で見たタカネアオヤギソウより大きなのは、アオヤギソウでしょうか?
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あとから来た方は、アオヤギソウと言っていました。
第二展望台付近では、少し終わりかけですが、白と赤のイチヤクソウが並んで咲いていました。
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シロバナのベニバナイチヤクソウ(ややっこしいですね)かと喜んだのですが、調べると今回見た白のイチヤクソウはカラフトイチヤクソウと思われます。残念。
こちらのベニバナイチヤクソウは見頃でした。
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横岳と男岳の分岐へ着きました。
まずはピークを踏んでおきたいのと砂礫に咲く花を見たいので横岳へ。
この辺りは火山礫がゴロゴロしており、大焼砂と言われる場所です。
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その大焼砂で一番人気の花は、高山植物の女王コマクサですね。
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晴れていたんですが、風が強くて、ピントを合わせて写すのが大変でした。
そして、田中澄江が選んだ花の百名山の花、タカネスミレ。
時期的には少し遅いらしいですが、あちこちで咲いていました。
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小さなスミレです。ピークの時には、黄色の島が点在する感じになるようです。
コマクサと主役交代するらしいですが、ちょうど交代のタイミングで両方楽しめました。
おまけに、イワブクロもありました。これは嬉しい想定外。
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ミヤマダイコンソウも群落を作っています。
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あれっ!オノエランもある!
途中で出会った秋田の方に聞くと、今年はオノエランがいつもより多いらしい。
しかも、今日のが、ランらしい姿になっていて、Wもきれいに見えました。

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ハクサンシャクナゲ、これからが見頃のようでした。
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コケモモ、昨日より花が多く残っていました。
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昨日見なかった花を楽しんで、横岳山頂へ。
ここまで2時間半、7時10分過ぎですので、まだ、時間は大丈夫。
秋田駒ヶ岳は、男女岳が最高峰ですが、男岳、女岳、そしてこの横岳のピークを総称していますので、一応、秋田駒ヶ岳に登ったことにします。
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予定より早かったので、男岳へトラバースせず、阿弥陀池へ下ることにしました。15分、300mですから。
下る途中で、タケシマラン発見!
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阿弥陀池に下ったら、ガスでほとんど何も見えません。ガス男と言われそう(笑)
木道を歩いて、花を楽しみますか…。
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イワイチョウや
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ハクサンチドリに
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ヨツバシオガマ。こちらはこれからの様子でした。
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ガスで展望が無い阿弥陀池は軽く流して、男岳の稜線へ登ります。
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坂の途中では話していた方の内容からすれば、秋田側の交通規制は、早朝5時までなら車で駐車場まで行けるようですが、それ以降はバスになるよう。ですから、秋田側からの登山客の出足は早い。
男岳の稜線まで上がって、時間を見ると往復する時間はありそう。
見ると、きれいに晴れて気持ちよさそうでしたので、行くことにしました。
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が・・・。
風が半端なく強く、飛ばされそうでしたので、あきらめて引き返して、ムーミン谷へ下ることに。
ムーミン谷は、以前は、「馬場の小路」と言われていたらしいが、いつの間にか、異国になりました(笑)
ただ、ここからの下りが、大変。岩が大きく段差が大きいので、できれば、登りで使うのが良いです。
大焼砂で出逢った秋田の方が、横岳から時計回りに回った方が良いと話していましたが、実感しました。
(風来坊は、ここでコケて、脛を擦りむきました)
歩きにくいですが、花はたくさんあり、楽しめます。
ムシトリスミレや
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秋田駒ヶ岳が南限のエゾツツジに
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イワカガミなど楽しみがたくさん。
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上から見ると、すり鉢状の谷になっています。
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ようやく下り終えたところで一休みしようと思ったら、大焼砂で会った方に再会。
この辺りも花が多い。
ベニバナイチゴや
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ムラサキヤシオ。青空と山ををバックに写せて満足。
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ミネザクラも咲いています。
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シラネアオイもあって、嬉しい。
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一休みしたら、ムーミン谷を歩きます。
前日、焼石岳で会った方から、秋田駒ヶ岳のムーミン谷のチングルマが見頃と聞いていましたが、こんな感じ。
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引いて、写すと登山道の両脇に咲いています。
ネットの写真では、もっと白く染まったものもありましたが、十分に満足しました。
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もう一度、アップで。
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時間に余裕があれば、下の構図に、チングルマを入れると良い感じになるんでしょうが、仕方ありません。
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チングルマ以外にも、ヒナザクラや
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アオノツガザクラもあって、花を大満喫。
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あっという間にムーミン谷を通過、大焼砂まで戻ってきました。
8時半過ぎですので、10時下山は大丈夫。
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稜線を下りますが、登ってくる登山客の多さにはびっくり。何度も通過待ちをしました。
行きに気づかなかったクルマユリのつぼみ。
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オトギリソウは陽差しが出て、開いたんでしょうね。
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横長根まで帰ってきました。登ってきた方が、ここで一休みしています。
風来坊もここで少し休憩。行動食を補給して、最後の下りに備えます。
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時間に余裕がありましたので、目的の花の痕跡でも無いかと探しましたが、見つけたのはキソチドリ?
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花が開き始めたばかりで、同定に自信がありません。花をアップで。
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花の秋田駒ヶ岳を最後まで楽しんで、下山。10時前でした。予定通り。
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予定と違ったのは、駐車していた車の多さ。駐車場はもちろん満車で、道路に路駐している車の列が何百メートルも続いていました。さすが、百名山です。天気も良かったですし、皆さん、夏の花を楽しみに来られたんでしょうね。

今日の行程
 国見登山口4時40分→横長根5時40分→横岳7時12分→阿弥陀池7時28分
 →男岳・横岳分岐8時32分→横長根8時56分~9時2分→国見登山口9時47分
YAMAPはこちら

下山して、登山口横の森山荘で汗を流しました。緑色の湯とイオウ臭が印象的。
(小さな風呂ですので、少人数向き。500円)
擦りむいたひざのキズが大きかったので、大きめのキズパッドを帰りに買って、貼り直し。
盛岡で土産を買って、じゃじゃ麺をいただいてから、一路、花巻空港へ。
12時には着いたのですが、荷物をゆっくりと整理していたら、ちょうど良い時間になりました。

帰りの飛行機から見えた鳥海山。飯豊山とともに東北で行きたい山の一つです。
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「登れると良いなぁ…」そう思いながら、見ていました。
今回の岩手の2山、天気はボチボチでしたが、花はたくさん楽しめて良かったです。
皆さんのこれからの計画の参考になれば幸いです。

by furaibow581203 | 2019-07-18 20:50 | 九州外の山歩き | Comments(6)
7月6日(土)曇り時々小雨
いよいよ核心部に入ります。
今回の目的は、ラン科のオノエランを見ることでしたが、小さな沢を渡ったところで、すぐに見っけ!
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10cmほどの小さな花ですが、白い花ですので、すぐに気づきます。
いきなりの目的達成に驚くというか、拍子抜けというか…(笑)
でも、こんな高地の雪に閉ざされる場所に咲くランもあるんですね。驚きです。

そして、ハクサンイチゲ。  
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ここでは6月半ばに一斉に開花して、8月初めくらいにもう1回少し咲くらしいのです。
でも、6月の大群落がやっぱりすごいらしくて、好きな方は、6月半ばに来るそうです。
今回見たのは終わりかけでしたが、九州に住む風来坊にとっては見れただけでも嬉しい。
好きな花の一つですからねぇ。
ここからは、少し進むたびに新しい花が現れて、停滞前線になります。
次はアカモノ。
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そして、ツマトリソウ。雨露に濡れていますが、それもなかなかに良い感じ。
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さらに、ゴゼンタチバナ。
ここに来るまでにもありましたが、こちらは咲いたばかりの花でした。
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白い花が続きます。
ヒナザクラがしっかりと上を向いてくれていましたので、もう一度パチリ。かわいい。
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ようやく、色物?で、ムシトリスミレ。
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スミレの名前は、ほとんど覚えていませんが、このムシトリスミレは分かります。
花や葉に特徴がありますし、面白い名前ですからね。
ミヤマキンバイも咲いています。
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そして、ウスユキソウ。
ウスユキソウは何種類かあるんですが、ここのはミネウスユキソウらしい。
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先ほどより開いてきたのが、下の写真。
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そして、もっと開くとこんな感じになるようです。
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ですから、途中の花を見ると、違う花に感じてしまいます。未だに良くわからない花です。
ようやく、姥石平の標識があるところへ。
この手前くらいから、下山する方とすれ違いが多くなります。
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お話をすると、山頂は展望もなく、風が強くて、長居できなかったらしい。
姥石平付近も確かに風が強くなってきましたが、まだ、何とか寒さを感じませんので、花の観察を続けます。
オノエランはあちこちで咲いています。
でも、きれいな状態が、なかなかわからず、選んだ写真が下↓。
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唇弁の奥に薄茶色のWの模様があります。今回は、これでご勘弁を!
泉水沼も、ガスでほとんど見えません。
かなり、風を感じるようになりましたので、ここでレインウェアを着用。
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行動食も補充して、「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」の宮沢賢治と気持ちの上で張り合います(笑)
花巻は、宮沢賢治の故郷ですからね。もしかしたら、ここにも来たかも知れません。
だとしたら、なおさら負けられません(笑)

ミヤマダイコンソウ、風に揺れて写すのが大変。
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タカネシオガマかと思ったら、あとで調べたら、ミヤマシオガマのようです。
(山で会った方、間違えて教えてしまいました。お詫びします)
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これは何?と思って、写真に撮り、あとで調べたら、コケモモでした。
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こちらは、ホソバイワベンケイ。山頂近くのガレ場に多かったです。
もう終盤でしたが何とか咲き始めのをパチリ。
ここは風がすごくて、風に強そうなホソバイワベンケイも揺れるほどでした。
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そして、歩き始めて5時間弱で山頂。コースタイムは3時間30分ですので、大幅に超過。
先に降りた方に聞いた通りで、風も強く、展望もありません。
ここは、即、移動。ピストンせずに北の方に降りていきます。山頂を周遊するイメージです。
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北斜面は、大きな岩がゴロゴロしていました。
背の低い灌木の中に、ハクサンシャクナゲが開花。
登ってきた南の斜面では、つぼみしかなかったのに、北斜面で咲いているんですね、意外。
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こんな感じで、大きな岩があって、歩きにくい。
黄色の矢印を参考に足を運びます。
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何とかクリアしながら下っていくと何か祀ってあります。
焼石神社でした。豊水祈願の文字が目につきました。軽く参拝して次へ。
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折り返し地点の分岐がすぐそこに見えます。
その手前には、ムカゴトラノオ。
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分岐には、先客が1名。ここで昼食のハヤシメシをいただきました。
先客の方は、キーマカレーでした。日清のご飯シリーズ、健闘していると思うのですが・・・。
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昼食を済ませたら、東南の方向に回り込むようにして、引き返します。
この辺りは少し窪地になっているよう。
ここでは、コミヤマカタバミが開いてくれていました。
ツバメオモトのところにもあったんですが、そこのは閉じていたので、開いているのを見れて、嬉しかった。
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この付近は、ツマトリソウが多い。
花びらの枚数もまちまちです。下のは、10枚ありました!この日、一番多かったやつです。
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ヒナザクラ、三度目の登場です。
水滴が無くなって、頭が軽そうでしたので、つい、撮ってしまいます。
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そして、チングルマ。
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チングルマの翁も画になります。
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ミヤマカラマツ、ようやく乾いてきて、花が開いてきだしました。
それまでは、たくさんあったのですが、閉じていて、ダマになっていましたから。
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ハクサンイチゲにも二度目の登場をしていただきます。
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東焼石岳への分岐です。
この辺りも、6月半ばは百花繚乱なのでしょうね。
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その名残か、ワタスゲも。
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こちらは、ギョウジャニンニク。
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白い花と言えば、シロバナニガナも多かったです。
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ハクサンフウロは、これを含めて、二輪のみ。これからなんでしょうね。
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山頂の裾を回り込むようにして、山頂付近の花を楽しめることが出来ました。
姥石平で焼石岳に別れを告げて、下山開始。
シラネアオイ、帰りにはきれいに開いてくれていました。
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登りの時よりは、少し景色が見えますが、ちょっとだけ。
雪渓では、下りの時ほど、滑りやすいので注意が必要です。
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上沼に戻ってきましたが、池は見えるものの、遠くはダメ。
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下りに思ったのですが、下りも石が多いので、意外に時間がかかります。
登山口に戻ったのは、15時19分。9時間30分ほどの山歩きを堪能しました。
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もう、遅い時間のためか、車は少ない。
山で出逢った人も少なかったのですが、歩きにくい道なので少ないのか、天気が悪かったので少なかったのかは分かりません。
花の種類の多さには驚きました。ちょうど入れ替わりの時期で、重なったからなのかも知れませんが、たくさんの花を楽しめました。
こんな山が近くにあるって、羨ましい・・・。そう思えた山でした。
山と渓谷社が選んだ「花の百名山」、さすが!

このあと、花巻で早めの夕食をいただき、次の登山口へ移動。
そこで風呂に入り、ぐっすり寝ました。
長歩きで、少し疲れたので、明日の山は起きてから、判断することにしました。

今日の行程
 中沼登山口5時52分→中沼6時41分→銀明水8時13分~20分→姥石平9時55分→山頂10時45分
 →分岐11時23分~43分(昼食)→姥石平12時35分→銀明水13時37分~45分
 →中沼14時52分→登山口15時19分
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by furaibow581203 | 2019-07-17 07:22 | 九州外の山歩き | Comments(8)
7月6日(土)曇り時々小雨
6月に予定していた北海道のアポイ岳遠征を荒天のため中止してから、気持ちが整理できていませんでした。昨年は、夏から秋の入院で、6月の広島以外はどこにも行っていませんでしたので、九州では見ることができない花を楽しみたい!
そう思って、週末の予報が良ければ行きたいと面白そうな山をリサーチしていました。
福岡からの飛行機があり、飛行場からの時間が比較的かからない山として、岩手の焼石岳を見つけて、調べると面白そう。せっかくなので、もう一山登りたいと候補を探していました。
木曜午前の診察の後、病気の状況が良い訳ではないものの、主治医からは病気と闘うためにもどんどん運動して良いとお墨付きをいただいたのと、週末の東北の天気予報がまずまずに変わったので、木曜の午後に行くことに決めました(急)
金曜の有休の申請を済ませて、マイレージで花巻までのチケットを取り、レンタカーも予約しましたが、荷物は間に合わないので、持参することに。
月曜の会議の資料も木曜までに作成しないと間に合いません。バタバタの木曜でした。
久々に残って仕事。でも、充実していましたねぇ・・・。
悩んだのが、焼石岳の次に登る山。福岡に帰る日曜の飛行機が14時。ですから、少なくても午前中には下山完了していなければいけません。
早池峰山は前に登った経験があり、何とかなりそうかと思ったのですが、日曜でマイカー規制があるのと登りに使おうと思っていた河原坊コースが崩落で禁止になっていたので除外。
八幡平は簡単すぎて面白くなさそうそう。
結局、ある山(ブログアップするまで秘密です)に決めて、「何とか、なるさぁ~」と金曜に出発。

金曜14時前に花巻空港に到着して、レンタカーの手続きを済ませて、まずは、食料品・水などの調達。
遅めの食事をしてから、花巻南温泉で汗を流して、登山口の近くへ移動。
翌日国道から入る尿前(しとまえ)林道を確認してから、お休み。静かな夜でした。
翌日、起きると曇天。予想が裏切られる。
とりあえず、車を動かし、尿前林道(5km 20~30分程度)へ。
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林道は少し荒れているところもありますが、普通車で十分通れます。
その証拠に、中沼登山口の駐車場をご覧下さいませ。(青のフィットは風来坊のレンタカー)
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状況をしばらく観察していましたが、ほかの方が出発を始めたのを見て、風来坊も準備。
この日は夕方までに戻ればいいので、あせる必要はありませんが、いつかは出発せねば(笑)
6時前に出発! まずは、沢沿いの木道を進みます。
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少し歩くと自然林の森の中を登ります。
帰りに気づいたのですが、急な登りのところも結構あります。
ですから雨の日などの帰りは十分注意が必要。上のほうは岩ゴロゴロの道も多いですよ。
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花は多くないんですが、せっかくですので何かないか?とキョロキョロしていたら、コケイラン。
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風来坊以外の人はこの付近はほぼスルー状態。
ほとんどの登山客は山頂付近のお花畑が目的のようでした。
ギンリョウソウ以外には特に撮りたい花もなく、50分ほどで中沼。
地元の方に聞くと、晴れれば、ここから焼石岳が見れるそう。
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帰りに、もう一度立ち寄りましたが、こんな状態でした。
たぶん、池の奥の木々の後ろに見えるんでしょうね。
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この辺りから、ヒオウギアヤメが見られるようになります。
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ヒオウギアヤメは、結構上の方までありました。
しばらくは、湿地帯を歩くのか、木道も多いです。
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この湿地帯で面白かったのが、ツクシとスギナが一体になったような花?
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これが割と大きいので目立つんです。これは、ミズドクサと言うらしい。
似たような園芸種にトクサがあります。
中沼からしばらく歩くと今度は上沼。ここもガスって何も見えませんでした。
ですから、帰りの写真をご紹介します。
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中沼を過ぎた辺りから多くみられるのが、ハクサンチドリ。
色も目立つし、背もそこそこですので、あれば直ぐに分かります。
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数が多いですので、かえって写す花を選ぶのに時間がかかります。
先に行けば行くほど、状態の良さそうなのが増えるし・・・(笑)
色の濃さの違いを楽しむのも一つの方法。残念ながら、シロバナは見つけられませんでしたが、かなり薄いハクサンチドリが下のもの。違うでしょう?
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こんな風にしているから、なかなか進みません。でも、岩手まで来たんですから楽しまなくては!
オオバミゾホウヅキもこれからのようですが、ありました。
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中沼付近から見られるのは、ハクサンチドリだけではありません。
ウラジロヨウラクもあちこちで見ることが出来ます。
もう少し前なら、サラサドウダンもあるようです。
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湿地帯を抜け、沢沿いの道を歩きます。
ここでも抜かれてあっという間に見えなくなります。
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マイヅルソウ、珍しくありませんが、今年のうちに、もう一度逢えるとは嬉しいもんです。
何となく、得をした気分になります。
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木の花も、たくさんあります。ツクバネウツギに
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タニウツギ。
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本当に飽きさせません。
でも、道は岩がゴロゴロしていますので、足元からは目を離さないようにしなければいけません。
地元の方はこの辺りは危ないから、花を楽しまないのかも知れませんね。
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他のブログなどを見ると登山路が水路のようになっているとか長靴で登った方が良いとかありますが、この辺りのことかも知れません。
この日はそれほど水量は多くありませんでしたが、雨の後などは注意が必要です。
水路の様な登山路を登りつめると沼地らしきところへ。
ここで今日初めての雪を見る。嬉しい。
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この沼地では、ミツガシワがちょうど見頃。
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ミズバショウは見頃を過ぎていましたので、パス。黄色いのはリュウキンカと思います。
雪を登ったところには、折れてしまってましたが、ムラサキヤシオツツジ。
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色が濃いですね。折れていなかった枝の花は終わりかけで、写すのが忍びないほどでした。
登山口からあったズダヤクシュ。この辺りに来て、ようやく見頃の株が増えましたので、パチリ。
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リュウキンカ、陽が射すともっと映えるんでしょうが・・・
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ツクバネソウ、九州のと比べると葉が丸っこいような気がします。
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似たような葉に咲くのが、エンレイソウ。もう終わりかけでしたが、頑張って写す。
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おっと!竹の陰に隠れていたツバメオモト発見!この日見れたのはこの株だけ。ラッキー!
小さいなんて言わせませんよ(笑)
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ツバメオモトを過ぎたら、ようやく避難小屋がある銀明水。
コースタイムはここまで2時間10分ですが、風来坊は、2時間20分。
あれだけ抜かれた割には、まずまずです。
負け惜しみではありませんが、別に急ぐ必要はありませんからね。
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ここは名前の通り、水場。
山での楽しみの一つの水を味わいます。冷たくて美味しい。
生き返るよう。空けておいたプラボトルに入れて、楽しむことににします。
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少し休みましたが、ゆっくり歩きですから、小休止にして、先へ。
この付近からは、雪がさらに増えます。
と言うことは、融けた後に咲く花を楽しめます。
サンカヨウ、これもこの1株だけ残っていました。大好きな花ですので嬉しい。
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シラネアオイもきれいな状態のが増え始めます。
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大群落はありませんでしたが、あるだけで嬉しい花の一つです。
オオバキスミレもありました。葉が大きいのが分かりますよねっ。
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下のリュウキンカは冷たい沢沿いにあるからか、身を縮めているよう
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そして、今日一番の雪渓。
雪が緩んでいますので、軽アイゼンが無くても行けましたが、山開きする6月には絶対必要と思われます。
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とは言え、滑ったら大変ですので、慎重に足を進めます。
渡り切ったら、花がお出迎え。ショウジョウバカマに
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ミネザクラ。7月にサクラですよ~。良いでしょう(笑)
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足元のスミレの色が濃かったので写して、あとで調べたら、ミヤマスミレ。
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色が何とも言えませんでした。
この付近まで来ると、ミズバショウが、ミズバショウらしい姿を見せてくれる。
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何をもってミズバショウらしいと言うのかは分かりませんが、高さ20㎝くらいの花が何となくミズバショウと勝手に思っているんです。
大きいのはちょっと雰囲気が違う気がします。あくまでも風来坊の考えです。

イワカガミもちょうど見頃でしたが、この辺りから風が強くなり、揺れて大変・・・
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ミツバオウレンは、雨に濡れて、水もしたたる花になっていました。
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ムシカリもまだまだこれからの様子。
今年はこの花が咲く頃、入院していたので、見ることが出来て嬉しかったです。
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イワイチョウ、この花も上沼付近からありましたが、この付近が見頃の感じ。
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シラネアオイ、好きですのでもう一度登場。
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葉や花の付き方の様子はバイケイソウに似ていますが、花はシュロソウに似た感じの花。
(タカネ)アオヤギソウと言うらしい。ちょっと地味ですが、初めて見ました。
 ※全体の大きさ(30㎝前後)からすると、タカネアオヤギソウの可能性が高い気がします)
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全体の写真はこちら↓
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ポンちゃん、参考になりました?

サクラソウの仲間のヒナザクラ。
まだ俯いているんですが、何とか顔を上げているのを見つけてパチリ。
高山植物らしくて良いですよねぇ・・・。
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ウサギギクもありました。
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マルバシモツケを楽しんでいたら、谷から平地になってきました。
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ガスではっきりしませんが、平らな台地になってきたよう。この辺りまで3時間半かかりました。

小さな沢を渡った辺りから、この山のお花畑が始まるんです。
一番の見頃は6月半ば。ハクサンイチゲを中心にお花畑がすごいらしい。
でも、ここまでも十分花がありましたよね。
6月半ばの頃は、この付近までほぼ雪道らしく、今日見たように花を楽しんで登ると言うよりは、ここから先のお花畑を目当てに、気を抜かずに一目散に登るんでしょうね。
今回は花が多かったのと、山のあとも会議、出張と忙しいので、2部に分けてご紹介します。
次までしばらく待って下さいね。

by furaibow581203 | 2019-07-10 21:45 | 九州外の山歩き | Comments(14)
6月10日(日)曇り
吉和冠山、この山を選んだのは、ランフェチのポンちゃんが見たことが無いトケンランとジガバチソウ(ポンちゃん、先日、磯間嶽で見てしまいました)を一緒に見ようと思ったから。
始まりは、ジガバチソウが福岡のある山にあると知り、見ようと昨年一緒に探したのです。しかし、探せず、もう少し簡単に探せる山を探していたところ、ジガバチソウだけでなく、トケンランも咲く吉和冠山が良いのではと判断し、今年初めには「6月半ばごろに行きましょう!」とお誘いしていました。
例年なら6月20日頃に見ている情報が多いので、6月16日か23日と思っていたところ、16日に仕事が入って、16日が無理。言い出しっぺの風来坊の失態。
来年にずらすか・・・とも考えましたが、今年は花が早いので、「10日ではいかがでしょう?」とお誘いし直しして、この日に決定。
ただ、二人とも自家用車が使いにくい状況でしたので、隊長にお願いしたところ、快く引き受けていただき、久しぶりに3人で行くことに決定。隊長とは2月の寝太郎山以来。
二つの花を楽しめるのは、松の木峠からのコースが良いようでしたので、松の木峠へ。
事前の情報では、峠手前の冠高原スキー場跡の駐車場に停めて行くようでしたが、(下の写真の草地の奥の土が見える場所)駐車場の敷地出入り口付近に岩が置いてあったので、「停めるな!」と言うことでしょうねと判断して、写真手前の路肩に駐車。
これから行く方は、そんな状況ですので、注意して下さいませ。
隊長宅を4時前に出発し、ポンちゃんを拾って吉和IC下車し、ここに着いたのは、7時半前でした。
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準備して、いざ、出発!と上の写真を写したら、デジカメの電池がいきなり切れそう・・・。
先日、フル充電したはずなのになぜ?昨日、釣りの写真を4枚写しただけなのに???
もう一度、説明書を確認しなければいけませんが、GPS機能をONにしていたからかも知れません。
もし、花が見れても、記録に残せないかもと心配になり、最小限の撮影に止めよう。
でも、森の中に入ると良い感じで、思わずパチリ。
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登山路もきれいで、緩やか。
いかにも花がありそうな雰囲気の山でした。
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展望台にある岩、ポンちゃんの調べでは、磁性があるらしく、コンパスで確認していました。
結果は、調べの通り。
コンパスの動きは、ポンちゃんのブログ(動画)で見て下さいませ。
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尾根道を登って平たんな道をしばらく歩き、寂地山との分岐の少し先から、いったん下って頂上へ。
途中で、少し脇に逸れると、とっても良い感じの森がありました。
この時には、既にデジカメご臨終…。サラサドウダンの時に一瞬だけ復活してくれました。
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登山口から、4時間ほどで山頂へ。
隊長、ポンちゃんと歩いて、これだけスローペースだったのは初めてでした。
山頂には、立派な一等三角点が設置。
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山頂から、50mほどの展望の良い場所で、ランチ。お腹がペコペコで美味しかったです。
畑で採れたキュウリを一本漬け風にしたのを途中で食べるつもりでしたが、花に夢中で忘れて、ランチの際にお出ししましたが、お二人とも喜んでいただき、良かったです。
食べ終えたら、直ぐに下山。食事の時間が短いのはいつも通りでした(笑)
下山は、1時間半ほど。登り4時間とはえらい違い。
吉和には日曜空いているGSが無かったので、六日市まで走って補給。
道の駅で風呂に入って気持ちよく帰りました。
今年初めての九州外の山でしたが、満足、満足。

さて、お目当てのトケンラン。
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きれいに咲いていました。デジカメも一度はダウンするも、この時にちょっとだけ復活。
でも、ゆっくりとピントを合わせる余裕は無く、とりあえずのショット。
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写真を何枚も撮る二人を尻目に、暇を持て余した風来坊でした。
でも、ちょうど満開になった時のようで、今日にして良かったです。
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もう一つのお目当てのジガバチソウ。
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これも咲いていました。
アップにしましたが、暗かったのと、電池の節約でピントが甘いまま、撮影。
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でも、見れて良かったです。
サラサドウダンもお二人は初めてでしたので、堪能。
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コアジサイも初めてだそう。
風来坊は、京都に居た時に何度か見ていました。
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ギンリョウソウも多かったですが、これは少しピンクのです。
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イチヤクソウは、あちこちで、少しずつ見ることが出来ましたが、つぼみのものだけ。
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コケイラン、なぜか振り返ったら倒木の陰にありました。
花の精が呼んだのでしょうかねぇ・・・。
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オオヤマレンゲ、あとで調べると、この辺りに大きな木があったんだそう。
でも、その木は枯れて、残っている小さな木が花をつけてくれていました。
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フタリシズカも今の時期に楽しめます。
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ヨツバムグラは初めて。普通のクルマムグラは、コケイランの写真に。
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これは、クマイチゴか?
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調べたのと葉が少し違うようですが、他には候補がありません。
熊がいる場所に咲くんだそうですが、間違いなら教えて下さいませ。
登山口の民家には、ユキノシタもあって、最後に記念のパチリ。
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たくさんの花を見ることが出来て、良かったです。
人気の山らしいのに、帰りに1グループの4、5人に出会っただけで、ほぼ独占状態でした。
苦肉の策の今日の山歩き計画でしたが、結果オーライ。3人の日頃の行いが良いからでしょう(笑)
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by furaibow581203 | 2018-06-11 18:44 | 九州外の山歩き | Comments(14)
11月1日(水)晴れ
先週末に急遽10月31日に出張することになり、急いで計画を立てたのが三ツ峠山。
ひと月ほど前のTV番組で見て、マークしていました。
花の百名山なので、来年以降の春~秋の候補にしていましたが、富士山の展望も良いので、今回は展望期待でチョイス。加えて紅葉も期待できるかなとも。
同期のKさんにお誘いを掛け、一緒に休んで(笑)行くことにしました。
コースは、三つ峠駅から登って、河口湖駅へ下るロングコース。所要時間7時間。
計画では、7時20分から歩き、河口湖駅14時半の電車で帰るのでギリギリ。
でも、たぶん、大丈夫と思っていました。

当日、乗り合わせて中央線で大月駅まで。富士急行に乗り換えて、三つ峠駅へ。
都内は雲がかかっていましたが、山梨に入ると快晴。よし、よしと声が出る・・・。
途中、三ツ峠山も見え、富士山も近くに大きく見えて、登る前から展望には満足。
今時珍しく、踏切が構内にある三つ峠駅。電車が発車するのを待って、渡りました。
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駅の後ろに三つの尖がりがある三ツ峠山(開運山)が見えます。
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ウィキペディアによると、三ツ峠山は、三つの尖峰(トッケ)からなるのでミツトッケと呼ばれて、それが三ツ峠山と表記されたという説と、山頂付近に湧水が出るので水峠と呼ばれて、三ツ峠山に転化したという説があるようです。何にしても面白い変わった名前ですね。
最高峰の開運山(1785m)と御巣鷹山、木無山がありますが、下から見える三つの尖峰は開運山のです。
なんだかややっこしい。
駅を出て、左に進むと案内板があり、案内に従って歩きます。三つの尖峰がはっきりと見えますね。
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三ツ峠グリーンセンターを通り過ぎて、少し進むと公園があり、そこのトイレを利用。
トイレも三つの尖峰を作ってあって面白い・・・。
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さらに舗装路を進むと沢沿いの遊歩道があり、そちらを歩きました。
人工滝の後ろの三ツ峠山、特徴が良く分るようになりました。さっきのトイレと同じ(笑)
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さらに進んでいくとようやく舗装路とお別れして入山する。
ここまで1時間ちょっとかかりました。
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入山して直ぐのところにある達磨石。梵字で何か書いてありますね。
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植林地を20分ほど歩くと自然林に変化。この辺りから黄葉がきれいになる。
緑と黄色が混在。バックの青がコントラストを作ってくれます。
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さらに進むと黄色が増える感じ。
なぜか、黄色ばかり。カエデも黄色いのです。
昔、荒島岳を11月に歩いた時には、ブナの黄葉一色で黄金色でしたが、ここは色々な黄色があって面白い。
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登山路は広くて歩きやすい。
登山口付近まで車が10台ほどありましたので、追い越したり、追い越されたりしながら登ります。
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ゆっくりと歩いて、入山してから30分。
股のぞき。富士山の展望を楽しめる場所です。
天橋立は頭を下げて、股越しに逆さの景色を楽しみますが、ここは松の枝の股から見るよう。台もあります。
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松の股から覗いた富士山。
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でも、どうせなら広いところから楽しみましょう。
富士山をこんなに近くから見たのは、御殿場以来かな・・・。
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どんどん歩いていくと黄色がさらに鮮やかに。
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見上げた風景です。
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美しい・・・。紅葉は日が差すのと差さないのとでは大違い。
風来坊の写真で美しさを伝えられないのが申し訳ない。
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でも、何となく良さは分かっていただけるでしょうか?
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登山口から1時間ほどで馬返し。
ここで会った姫路からの登山客。昨日も近くの愛鷹山を登ったらしいが、昨日は曇って全然だったそう。「今日は最高ですよ!」
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ここからも富士山が見えます。何度見ても富士山はきれいですね。
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でも、今日は黄葉も負けていないというか、富士山以上。
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光の当たり具合で黄色も七変化。こんな日はめったにないでしょう。
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「休んで正解でしたね」と話しながら登ります。
ジグザグに登るので、それほどきつさを感じず、八十八大師へ。
ここからも富士山が見えます。
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八十八大師が並んでいます。ようやく鮮やかな赤に出会えました。
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数えませんでしたが、八十八体あるのでしょうね。
ここから少し先で、山頂が見え始めました。尖峰がさらに尖ってきました。
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ここでも富士山をパチリ。
手前の尾根を下る予定なのです。あそこからも富士山が期待できそう。
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山頂の岩場の下に来ました。
岩がせり出している箇所も。岩場では草モミジがやっぱり黄色に。
ちょっとだけ赤がありました。
この辺りはドウダンツツジの赤が楽しめるそうですが、落葉したのでしょうね。
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この岩場にはクライマーが登っているようでしたが、下からは見えず。
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岩場を廻りこんで、山頂へ。
この山は展望が良いので、TV塔などあるのが玉にきずです。
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そして。駅から3時間半ほどで山頂。
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山頂から見る富士山はまた格別でした。
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西の方向には南アルプス。
右から甲斐駒、北岳、間ノ岳、農鳥岳と続く稜線。
手前の山は、左のどっしりとした山が黒岳だそう。
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南アルプスの北側には北アルプスが冠雪して。
その右には八ヶ岳連峰が見え、大展望を楽しんで、昼食。
向うのTV塔があるのが御巣鷹山のようです。割と近い。
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で、行ってみることにしました。
近くに来ましたが、登ると山頂の標識もなく、TV塔の建物が占拠していてちょっとつまんない。
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引き返して、尾根道を下ることにしましたが、
途中、展望の良さそうなところから三ツ峠山(開運山)を写しました。堂々とした山です。
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こちらはカラマツが目立ちますが。カラマツの黄葉も良い。
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カラマツ林から標高が低くなると落葉広葉樹へ。
ここもやっぱり黄色一色。
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足元も黄色(笑)
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でも、本当に優しい黄色を楽しむことが出来ました。
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何とナナカマドも黄色だったのにはびっくり。
黄色になるのは、葉のカロチノイドが分解され、赤になるのはアントシアニンが合成されるとなるのだそうですが、ここなカロチノイド分解が強い山なのでしょうか?
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当初の予定より、遅れて14時前にカチカチ山ロープーウェイへ。
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14時29分の電車に乗りたいので、ロープーウェイ(450円片道)へ。
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あっという間に下って、ロープーウェイ河口湖駅へ。
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余裕が出来たので、河口湖に寄りましたが、写真を写しただけ。
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富士急行河口湖駅から電車に乗る。
下は、手前にあったフジサン特急。かわいらしい。
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風来坊たちが乗った電車は機関車トーマス号のよう。
中の座席にはこんなのも。子供が喜びそうでした。
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大月で乗り換えて、一路羽田へ。河口湖から4時間近くかけて到着。
疲れましたが、今日の三ツ峠山には満足しました。
Kさん、お付き合い下さいまして、ありがとうございました。でも、誘って良かったでしょう?
今週末までは黄葉を楽しめるのではないでしょうか・・・。

今日の行程
 三つ峠駅7時24分→登山口8時32分→股のぞき9時3分→馬返し9時19分→八十八大師10時2分
 →山頂10時58分~11時26分→御巣鷹山11時45分→カチカチ山13時56分
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by furaibow581203 | 2017-11-02 05:45 | 九州外の山歩き | Comments(12)
7月22日(土)曇り
日本海から栂海新道を登って、白馬岳を目指す山歩き、今日が最終日です。
雪倉岳を経由して白馬岳、そして猿倉まで下山するつもりでしたので、4時時に小屋を出発しました。
昨日、朝日岳で一緒になった山梨の女性は、新潟の女性と10分ほど前に出発。
彼女たちは蓮華温泉に下山するので、一緒にならないと思っていました・・・。
出発前にご主人清水さんに挨拶を済ませて、感謝の意を伝えました。
そして、まだ暗い中、小屋にヘッドランプの光を照らして、小屋にも挨拶して出発!
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45分ほどで朝日岳山頂を過ぎ、直ぐの分岐から白馬岳へ向かいます。
先に出発していた女性二人はここで小休止していましたので、ご挨拶。
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ガスって展望もなく、写真もピンボケばかりでしたので、途中はカット(笑)
でも、下っていくとガスが晴れてきました。展望が楽しめるかと少し期待します。
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だいぶ明るくなったので花の写真を。
ミズバショウ、雪融けが始まった池の横で咲いていました。
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花を写していたら、女性に追い越される。
あれっ!? 蓮華温泉にそのまま行くのではないのかな?
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せっかくなので花を楽しみましょう。
タテヤマウツボグサです。普段見るウツボグサより大きい。
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昨日もあちこちで見ることが出来たタカネバラ。
きれいなのがようやくありましたのでパチリ。
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開いて間もないのは、おしべが白いと思われます。
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歩き始めて2時間経過してツバメ岩と言う場所へ。
女性たちはここで休憩。どうやら1時間おきに休んでいるよう。先に行きます。
ガスはなかなか晴れてくれません。期待薄かな・・・。
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低木のところでは、あちこちにハクサンシャクナゲが咲いていました。
昨日も写しましたが、今日も写してしまいました。
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オオレイジンソウです。名の通りレイジンソウより大きい。
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昨日のブログに書きましたが、キヌガサソウはあちこちで群落がありました。
多かったことを認識していただくよう、これも再度掲載。
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花が少しピンクがかっていますが、キヌガサソウは花が終わりになると少しピンクになります。
ウサギギク、花びらがウサギの耳のようで名付けられたそう。
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ミヤマダイモンジソウ、今日はきれいに写せました。
昨日もあったのですが、きれいに写せず、今日紹介。
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エゾシオガマ、なぜかこんな姿で写すことが多い気がする・・・。
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ウスユキソウは、今日もたくさんありました。
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これは、チシマゼキショウ
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イブキジャコウソウ、吹上のコル付近にもありましたが、今日の方がきれいに写せましたので。
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ムシトリスミレ。出来れば補虫したところを写したかったけど・・・。
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雪渓の近くにはハクサンイチゲが咲いていて嬉しい。
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おお、コマクサが咲いています。朝露が水玉のようできれい。
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ガスも晴れてきました。清水岳方面のようです。
アルプスって感じですよね。
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タカネシオガマ、山をバックに写してみました。
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そして出発して4時間弱で雪倉岳(2610m)到着。二百名山の一つです。
朝日岳は三百名山、そして白馬岳は百名山ですので、三、二、一と順番に制覇することになりますね。
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奥のやや右に見えるピークが白馬岳、右は旭岳です。
アップで写すとこんな様子。北アルプスにきた~!って感じ(嬉)
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朝日岳もガスが取れてきれいに見えました。左の下の方に朝日小屋も。
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二人連れにここで追い付かれて、話すと白馬岳手前から蓮華温泉に下るそう。
あとで調べたらかなりロングコース。
今日風が強かったので、ガスが取れて展望が楽しめるかもとこちらに廻ったらしい。
良く知っていますね。足も速く、健脚の二人でした。
日本海も見えましたね。川があったので黒部川かな。そうなら黒部市方面でしょうか・・・。
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ツクモグサ、6月~7月初めくらいが時期なので見れないと思っていましたが、何とか残っていました。
でも、風に揺れて、なかなかきれいに写せませんでした。
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こちらも時期的には厳しいと思われたウルップソウ。
咲き終わりのものが多かったですが、これはまだ咲き始めてそれほど経っていない。
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そしてシロバナウルップソウも発見!
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シロバナウルップソウはあるなんて知りもしませんでした。
佐渡のシラネアオイやカタクリでシロバナを必死に探したのに見つからず、今回は簡単に見つけて。
そういう時に見つけるもんなんでしょうね。
これはイブキトラノオではなく、小さなムカゴトラノオ。15㎝くらいの大きさです。
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テガタチドリが雪倉避難小屋付近から目につき出した。
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白馬岳にガスがかかり始めてきたので急ぎたいが、雪渓が3か所ほどあり、そのたびに軽アイゼンを脱着して歩きました。追ってきた女性二人はそのまま歩くので、あっという間に抜かれました。二人とも雪慣れしているのでしょうね。
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まだまだ何とか山頂が見えます。
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山が見えているうちに写真も。
白馬岳をバックにコマクサ。背景に山があると何となくきまる(気がします)。
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ここは三国境。10時21分。歩き始めて6時間半近くなりました。
ここから山頂までは1Km。あともう少しです。
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振り返ると朝日岳はガスがかかってきたようです。
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足元には今まで見たことが無い花が・・・。
これは・・・ シコタンソウではないか!? 初めてみます。
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アップで写すと、花びらの赤と黄色のグラデーションが何とも言えない。
嬉しくなる。
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そしてミヤマクワガタはあちこちで群落を作っていました。
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イワベンケイもありました。
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これも初めてのオヤマノエンドウ。
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そして、これも初めてであとで調べてヒメクワガタと知りました。
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アップで写したものを見ると、クワガタが小さいですがありますね。
先ほどのミヤマクワガタのクワガタは立派でしたが、こちらは本当に小さい。
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花も小さく、ヒメクワガタの名前がぴったりでした。
黄色いのはミヤマガラシです。
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ガスで見れなく前に見納めして・・・。
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今回初めて登場。ミヤマオダマキ。
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イワウメも山頂近くに咲いていました。
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そして出発して7時間ちょっとで白馬岳山頂(2932m)
日本海から2日半かけて、ようやく登りました。今までで一番遠い山頂でした。
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土曜でしたが、山頂にはほかに3名がいるだけで静かでした。
でも、ガスで展望は楽しめず、軽く食事を済ませたら、早々に下山開始。
白馬山荘は立派。その大きさは今まで見た山小屋とは全く違う。威風堂々。
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村営の白馬岳頂上宿舎も立派ですが、これで1,000名泊まるって、一人どれだけのスペースなんでしょうね。
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どちらにも寄らずに下山しますが、下の方からは登山客が続々と・・・。
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こんな感じで列が途絶えない。
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小雪渓を横切る。数日前に滑落事故があったらしく、アイゼン着用と書いてあった。
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そして大雪渓が見えてきました。
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アイゼンを着けて下山しますが、雪渓にはあちこちに大小の岩。
雪の上ですので、音もせず来ると思うと気になって、時々振り返りながら下ります。
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登ってくる人とすれ違いながら下って、ようやく下の方に降りてきました。
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雪渓を降りると標高が低いのにキヌガサソウの群落。
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雪渓の冷気が溜まるので、上と同じ時期に咲くのでしょうね。
近くにはサンカヨウも。最後に見れて嬉しい。三度目の登場。
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さらにニリンソウもありました!
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白馬尻小屋には生ビールも売っていましたが、気温が低くパス。
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あと1時間ほど下らなければ、猿倉には着きません。
沢沿いの道にはオオバミゾホウズキ。
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林道になってからは、気温も上がって、下って来たのを実感する。
振り返ると「さっきまで上にいたのに」と思ってしまう。
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タマガワホトトギスが咲いていて嬉しかったです。
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そして14時36分に猿倉荘に到着。10時間半ちょっと。
この時間なら松本まで行ける時間ですが、ここに予定通り泊まりました。
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靴やスパッツなどの汚れを落としたり、服を乾かしたりして時間を潰す。
もちろん、生ビールは最初にいただきました(笑)
この日、登って行く登山客は数知れずいましたが、ここに泊まったのは6名。
狙い通り、静かに過ごせました。まさか個室になるとは意外でした。
夕食は、リンゴで育った信州牛の鍋付き。
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個室でゆっくり寝て、今回の山歩きを終えました。
今日の行程
 朝日小屋4時1分→朝日岳4時46分→ツバメ岩6時3分→雪倉岳7時56分→三国境10時21分
 →白馬岳11時4分→白馬尻小屋13時38分→猿倉荘14時36分
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エピローグ
7月23日(日)曇りのち雨 朝食は、久しぶりにまともな食事を。
出発は7時過ぎと思っていましたので、ゆっくりといただきました。
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7時過ぎに出発して白馬温泉まで歩くはずでしたが、雨が強くなり、歩くのは止めて、8時55分のバスで温泉まで行くことにした。ですから山小屋に置いてある本で花の名前を調べたりしました。その間、到着する登山客に登山届の受付の方が、登山を諦めるように言っていました。大分から来たという3人組は素直に諦めたようでした。明日以降の予報も悪いので、登っても仕方がないと。
風来坊は昨日のうちに下山して良かったです。降りる予定の時間にはかなり強く降っていましたので大変だったと思います。
山小屋の方にお礼を言ってバスに乗り、白馬バスセンターで下車。
バスセンターそばの温泉が9時から開いているのは調査済み。他は10時からなのですよね。
風呂に入る前にタクシーを予約。たぶん、雨で直ぐには来ないと判断した。
温泉で3日間の垢を落としてさっぱり。10時前に予約したタクシーで白馬駅へ。
10時24分発の電車で松本へ。そして14時半松本空港発の飛行機で福岡へと帰りました。

今回泊まったホテル・山小屋には恵まれました。
親不知観光ホテルは、HPには風呂は21時までとあったので、入れないと思っていたら「22時まで大丈夫です」と言ってくれ、助かりました。また、荷物を送り返すのでと言っていたからなのか、部屋にガムテープが置いてあって(一応準備して行ったのですが)親切だなと思いました。
栂海小屋は無人ですが、さわがに山岳会の方々の手入れが行き届き、しかも利用する人もきれいに使っていて気持ち良い小屋でした。白鳥小屋も同じ。
朝日小屋は前日のブログにも書きましたが、予約者の予定を見ながら、注意点などを細やかに教えていただきました。お陰で予定通り歩き通すことが出来ました。
猿倉荘もきれいで、小屋のスタッフも親切で、今回の中で一番長い時間を過ごしましたが、楽しく過ごせることが出来ました。こちらに泊まって良かったです。
それぞれの宿の皆々様、お世話になりました。感謝申し上げます。

by furaibow581203 | 2017-07-27 21:59 | 九州外の山歩き | Comments(13)
7月21日(金)晴れのち曇り
昨日栂海小屋まで来れたので、楽な二日目になりました。
昨日しっかりと寝れて、気力・体力とも十分。
でも、何があるか分かりませんので、早めに出発することにした。(早く起きてすることが無かったから)
名物のトイレ(左の方)は暗いうちに利用しましたので、よく分りませんでしたが、すごい場所にあるらしい。
(本日泊まった朝日小屋で新潟のグループの方から話を聞きました)
写真はありません。興味がある方は現地確認して下さいませ。
夜中は星がきれいでしたが、4時くらいになると空が白み始め月やいくつかの星くらいしか見えなくなる。
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小屋の中には利用者がお礼として入れるお金の箱(厚志箱)がありますので、忘れないようにしましょう。
1人2,000円~と書いてありました。
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昨日同様、4時半に出発。波と遊ばなかった分だけ早く出発出来ました。
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晴れていたので、朝露がすごい。
深夜過ぎから小屋の屋根からもポタポタと落ちて、バケツに少しずつ溜まっていました。
小屋の裏から縦走路に入るとミツバオウレンやゴゼンタチバナなどの花が迎えてくれる。
昨日と違って、今日は花を楽しめそうな予感・・・。
登って行くと犬ヶ岳山頂の少し手前に、栂海新道開拓にもっとも貢献した小野健さんの碑がありました。
近くの犬ヶ岳山頂に遠慮するかのようにひっそりと。
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でも、ここから見えるのは、栂海小屋(下写真右)とそれまでの縦走路と
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朝日岳までのこれから先の縦走路がきれいに見通せる場所でした。
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良い場所を選んでいますね。さすがです。風来坊も確認できて、良かったです。
犬ヶ岳(1593m)
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山頂付近は岩混じりの礫地でギボウシやオトギリソウなどが出迎えてくれました。
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まだまだ始まったばかりですので写真を撮ったら先を急ぎます。
犬ヶ岳を過ぎて10分ほど歩いていたら、朝日が見えました。
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日が差すと写真のピンボケも少なくなります。
ですから、花の写真を。朝露に濡れてきれいなミヤマホツツジ。
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まだつぼみがほとんどでした。
この辺りで下ってくる若者に遭遇。「早いね」と声をかけたら、「昨日ビヴァークしたので」と。
元気そうでしたが、無理はいけません。栂海小屋まで行くつもりが行けなかったのでしょうかねぇ。

シナノオトギリも朝露をまとっています。
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湿地に多いはずのキンコウカがあったのには驚きました。
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でも、もしかしたらこの辺りに水場があったのかも知れません。
花に気を取られて、北又の水場に気付かないままでした(反省)
振り返ってみましょう。犬ヶ岳は奥の平らな山。
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朝日岳方面が近づいてきましたね。
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西に見えるは初雪山。良い名前ですね。
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アカモノについている朝露の水玉がかわいい。
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そして栂海小屋から1時間20分でさわがに山(1612m)
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歩き始めて2時間もするとかなり近くなりました。
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ようやくきれいに写せたミツバオウレン。
水滴がついて違う花のようでもあります。
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小屋からずーっと足元で咲いていてくれました。この先もほとんど途切れることなくありました。
尾根道がやや平らな部分が増えてきました。すると雪があちこちに残っています。
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雪があれば池や湿地も増え、イワイチョウが多くなる。
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朝日岳方面がかなり近くなって嬉しい。
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そして黒岩山(1624m)さわがに山から1時間15分ほど。でも、朝の7時過ぎ。
普通の人はこれくらいに起きる人もいる時間です。山の時間は普通の人と違いますね。
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ツクバネソウは昨日からたくさんありましたが、開き始めのは初めて。
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ツマトリソウはまだ濡れていました。
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タテヤマリンドウは日差しをたっぷりと浴びて元気そのもの。
右下の花には今にもハチが蜜を取りに来るところでした。
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黒岩山を過ぎると尾根道もかなりなだらかで、平坦な場所を歩いているよう。
池塘があちこちに。ワタスゲもありましたが、写真では分かりませんね。
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チングルマの綿毛はアップで。こちらもまだ濡れていました。
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湿原のようになり、木道がところどころに設置。
ヒオウギアヤメやニッコウキスゲの花が咲いてきれい。
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雪の下を流れる沢。ここで水を補給。
ついでに顔も洗ったら、めっちゃ冷たかったです。でも、最高に気持ちいい!
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ここからは、湿原が続き、たくさんの花を確認出来ました。
オオバキスミレに
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ハクサンコザクラのピンクが鮮やか
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再び、イワイチョウ。
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イワカガミも咲いたばかりで、若々しい。
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こちらは黒岩平。歩き始めて3時間40分。8時過ぎ。
会社の始業時刻までまだあと1時間近くもある(笑)今日は平日ですからね。
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雪が融けてしばらくするとショウジョウバカマが咲く。
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雪が残っているところにはベンガラ(赤色の酸化鉄)が撒いてあり、それを目標に進みます。
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雪の脇に大好きなサンカヨウ。
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そして、近くにキヌガサソウの群落。
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今回、キヌガサソウはあちこちでこのような群落を見ることが出来ました。
キヌガサソウが主役の時期だったと思いますね。折角ですのでその主役はアップでも。
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少しガスがかかり始めました・・・。
何とか朝日岳に着くまでは晴れて欲しいのですが。
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チングルマはあちこちに。これでもバラ科の木なのですから意外ですよね。
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コバイケイソウはこの1本だけでした。
頭が重たそうでしたが、この花しかなくお許しを。
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今回の黒岩平からアヤメ平の間のお花畑は目立つ花はまだまだこれからだったと思います。
でも、そのお陰で気付きにくい小さな花が見れたと満足。
アヤメ平に着いたのが出発から4時間。ここで小休止。
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行動食を食べながら、お花畑を見ていると、つぼみのものが多い。
今年は山に雪が多かったそうなので、少し遅れているのでしょう。
それはそれで楽しみます。ヨツバシオガマも咲き始めたばかりのよう。
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シナノキンバイの黄色は遠くからでも目立ちます。
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ベニバナイチゴもあちこちにありました。
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アヤメ平を登っていくとやや急な雪渓。右から廻りこめば良かったのですが、気付かずに
アイゼンを装着して直登。
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登ったところに好きなシラネアオイ。今日見れたのは少しだけでした。
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遠目にはクリンソウかと思ったほど濃いピンクはオオサクラソウと思われます。
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そしておなじみハクサンチドリ。
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クルマユリもおなじみですね。
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こちらはタカネムラサキ。
平尾台で見たムラサキよりかわいらしい花でした。背も低い。
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花にヒゲがあるのでチシマギキョウ。
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花に気を取られているうちに、いつの間にか今までとは景色が違っていました。
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タカネナデシコはこれからが本番の様子。
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これはタカネシオガマ。
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またまたタカネで始まるタカネシュロソウ。
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ネギ坊主の花はシロウマアサツキ。
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ピンクが鮮やかなタカネアズマギク。
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ふと気づいた小さなサクラソウ。
風来坊の指と比べると小ささが良く分りますね。たぶん、ユキワリソウでは?
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とてもかわいらしい花でした。
アオノツガザクラも写しましょうね。
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この花も小さい、ミネズオウ。
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照葉の池を通過。
朝日小屋で新潟のグループに聞いた話では、栂海と照葉は小野さんの娘の名前らしい。
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良いですね。自分の名前が登山道や池に残っているなんて。
低木の間からハクサンシャクナゲが顔を出しています。
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丁度、見頃でしたね。
朝日岳の山頂にはガスがかかっているようです。間に合わなかったか・・・。
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吹上のコルに到着。11時半。7時間経過。
ここからは山頂目指しての最後の登りになります。
でも、時間に余裕がありますので、ゆっくりと花を楽しみながら頑張りましょう。
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風が強くなり、イワオウギが揺れる、揺れる。
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ウスユキソウは、この辺りにはたくさん。
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アップで。
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違う角度でほかのウスユキソウ。
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ミヤマシャジンもありました。
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カライトソウはアヤメ平にもたくさんあったのですが、開いているのが無くて、ようやく。
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イワシモツケは岩にへばりつくように咲いていました。
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もうミヤマアキノキリンソウも咲き始めますね。
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これはホソバツメクサと判断しました。
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そしてイワツメクサでしょうか・・・。
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ハクサンイチゲは山頂近くで咲き始めたばかりのよう。つぼみや開き始めのが多かったです。
これから山頂付近を白く染めてくれることでしょう。
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朝日岳(2418m)山頂は、予想通りガスの中。
蓮華温泉からきて、吹上げのコルで先行していた登山客は女性でした。
少しお話して、家庭菜園のミニトマトをいただいた。美味しかったです。
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しばらくガスが晴れるのを待ちましたが、ダメと判断して朝日小屋へ降ります。
ハクサンフウロは虫に喰われていますが、これがピントが合っていたので(恥)
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ヒメイチゲ、今まで見た中で一番の見頃でした。
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キヌガサソウもありましたが、好きなサンカヨウを再度掲載。
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えこひいきです(笑)
鞍部に降りるとノウゴウイチゴ。
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水平道との分岐を確認しましたが、あとで聞いたら水平道は通行不可(雪で)
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そして朝日小屋に13時9分着。8時間半ちょっとでした。
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小屋前のテーブルでビールをいただきながら小屋周りを観察。
小屋の前にはテント場。奥の建物はテント場用のトイレ。
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小屋横には神社が祀ってあります。
奥が朝日岳。丸い鈍頂です。ガスが晴れた瞬間を撮影しました。
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鳥居近くの花。キソチドリと思いますが、もう少し花が開かないと難しいかも。
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玄関ではご主人の清水ゆかりさんが窓口応対。
今回、栂海小屋から来るとメールで予約したら、親切・丁寧に注意などを書いて返信して下さいました。
また、今日栂海小屋に下る前日の宿泊者にも上がってくる人がいるからと気にかけて下さいました。
(すれ違った時にお話しして分かりました)
多くの登山客の予約内容に応じて的確なアドバイスをされていると思われます。
100名の収容数がある小屋で、なかなか出来ることではありません。
これだけ登山者のことを気にかけて下さいますので、予定を変更した場合は直ぐに連絡して下さい。
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夕食は入口に写真で紹介してある通りのもの。
赤ワインで46名の宿泊者全員、清水さんの音頭で乾杯!
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食事は美味しくいただきました。
明日、栂海小屋に下る方々には、水場の状況を良く聞かれました。
栂海新道を登る際には、あちこちある水場を確認しておくと下る人(圧倒的に多い)に良いアドバイスが出来るし、助かる人も多いのではないかと思います。
風来坊は、白鳥の水場はパス。北又の水場は気付かずに通り過ぎ、役に立ちませんでした。
これを見て栂海新道を登る方は、風来坊のようなミスをせずに、良いアドバイザーになって下さいませ。
夕食後、明日の朝食・昼食の押しずしを購入して、就寝。
明日は白馬岳に行って、猿倉まで一気に下山します。早立ちする予定・・・。

今日の行程
 栂海小屋4時32分→犬ヶ岳4時42分→さわがに山5時52分→黒岩山7時9分→黒岩平7時9分→
 アヤメ平9時32分~51分→照葉の池11時11分→吹上のコル11時29分→朝日岳12時9分~33分
 →朝日小屋13時9分
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by furaibow581203 | 2017-07-25 20:27 | 九州外の山歩き | Comments(11)
プロローグ
5年前にタクさんのブログ『海抜0メートルから登る北アルプス「白馬岳」』で知った栂海新道。
いつか自分もチャレンジしてみたいと思ったのですが、なかなか実行せず5年が経過。
今年はそろそろ実行に移したいと思って、同期のKさんにも話を振っていたのですが・・・。
毎年7月に開催される会議の日時が決まらなくて、日程を決められない状態が続いていたのです。
ここを歩くときは花の良い7月半ば以降から下旬と最初から決めていましたので。
6月終わりになり、ようやく7月19日(水)に会議開催が決まり、この会議を利用して、木・金と休めば登れることとなりました(嬉)得意の出張利用の山歩きです(笑)
ところが、Kさんはぎっくり腰で不参加。折角の機会ですので単独で行くことにしました。
以前から計画は練っていましたので、行くと決めたら話は早い。
ホテルや山小屋の予約を済ませ、きっぷの手配も完了。あとは天気と自分の気力だけです。
天気予報が悪いなら無理せず中止しようと思っていましたが、17日(この日に送らないと間に合わない)の予報がまずまずでしたので、行くことに決め、荷物をホテルに送りました。
19日会議終了後、18時4分東京発の「はくたか」で糸魚川駅へ。
着いてから30分ほどの時間を利用して糸魚川駅横のスーパーでお酒を購入。
東京で買って行っても良かったのですが、出来れば新潟の地元のお酒が良いと思っていたのです。
でも、地元の紙パックの日本酒は1種類しかなくそれを4合分購入。水と少しの食料も追加で購入。駅のコンビニで朝食の弁当を購入。これで無事に準備完了しました。
そして21時発のえちごトキめき鉄道で親不知駅へ行く。駅で切符を買って、ホームへ。
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糸魚川から12分で親不知駅へ。降りたのは風来坊だけ。
予約した親不知観光ホテルは、この便までは駅まで迎えに来てくれるので助かります。
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ここからホテルまで車で5分ほど。
迎えていただいた方から明日以降の天気の話を教えていただく。「土日が悪くなりそうです」と。
土曜日に下山する計画ですので、1日悪いくらいは想定内です。
ホテルの風呂は21時までと思っていたら、22時まで入れるということで直ぐに入浴。
明日から3日間は風呂に入れないので助かりました。汗を流してすっきりしました。
就寝前に送り返す荷物を詰める。
「出来るだけ荷物は軽く、出発は早めに」と21日に泊まる予定の朝日小屋のご主人からのアドバイスに従って、出来るだけ送り返せるものは送り返すようにしました。
明日20日は、親不知の海岸から栂海小屋まで約10時間。
21日は、栂海小屋から朝日小屋まで10時間弱
22日は、朝日小屋から猿倉荘まで約12時間の山歩き。
(当初は白馬頂上小屋に泊まろうと思ったのですが、土曜日なので混みそうと変更)
山小屋に3泊するのは初めて。着替えも最小限にして山歩き用2着、帰る時の服1着にした。
食料も出来るだけ軽く、でも、カロリーはそれなりにを心掛けました。
お酒も3合に減らして、残る1合は寝酒に転用。22時過ぎに就寝。
いよいよ明日から山歩きが始まります・・・。

7月20日(木)晴れ時々曇り
この日の朝、2時半過ぎに起きてから弁当を食べて準備。
明るくなり始めた4時15分過ぎにホテルを発って、まずはホテル横の道を日本海へ下る。
登山靴を海に浸けた写真がなかなかうまく撮れず、難しいと痛感。この作業だけで5分以上かかった。
波とおいかけっこをして遊んでいるように見えたことでしょう(笑)
考えていたより5分ほど遅れて、4時36分、親不知の海岸を出発する。
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途中に昔の鉄道のトンネルがあり、反対側まで見通せるが行かずにスルー。
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登り返して、栂海新道の登山口へ。
近くのウェストン碑には寄るのを忘れてしまいました・・・。
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登山口から振り返るとホテルは正面にあります。
ホテルの手前にあるのは休憩用の駐車場とトイレ。トイレの奥に海岸までの道があります。
手前の道路は国道で早朝でもトラックが通っていましたので、渡る時には注意が必要です。
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海岸からの登りが急傾斜でしたが、登山路もいきなりの急登。
植林の中を登りますが、鈴の鳴りが悪く、付け替えなど何度かザックを降ろして調整。
登り始めはいつも辛いが、睡眠不足に加えて、何となく空気を重く感じながら登ります。
ですから、歩き辛くて、遅い。しかも汗がどんどん出る。
気持ち良い自然林もあるのですが、それを楽しむ余裕もなく歩きます。
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途中でオオバトンボソウ?らしき花を見つけた時には、休む理由が出来るのが嬉しかった。
(帰ってからタクさんのブログを見直したら同じのを見たようです)
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そして登り始めて1時間半で入道山(448m)。
400mほど登るのにこんなに苦労したのも珍しい。
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ここから10分ちょっと下ったところが二本松峠。
ここから再び登って行きます。
下の方からあちこちにショウジョウバカマに似た葉があったので、ショウジョウバカマとばっかり思っていたら、ノギランが全部開花したものでした。ノギランも開ききったのを見るのは初めて。
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他にはエビネが2、3株ありましたので、他のブログで見たナツエビネかも知れません。
入道山から30分で最初の舗装路を通過。立派な案内板もあります。
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この頃になり、汗をかいて少し体が動くようになりましたが、汗はどんどん出ます。
塩飴だけでなく、塩も口に含んで塩分補給。足が攣ったら大変ですから。
途中、大きな杉に出合う。なかなかの大木でした。
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そして海岸から2時間半で尻高山(677m)。標識は三角点の後ろに倒れていました。
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ここまでが一番大変だったかも。
この日は新潟も30度を超える予報でしたが、7時過ぎなのでまだ暑くなっていません。
それでも疲れました・・・。
今の内に標高を稼ぎたいところです。しばらく登ったところから海が見えました。
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尻高山から40分で坂田峠。
下の標識のすぐ近くに舗装路。ここまで車で来れます。
地元の方や時間短縮したい人はここから登るようです。
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坂田峠を過ぎると、金時坂が始まる。これが手強い。
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ロープや階段が整備されているので助かります。でも、急でしょう?
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この付近からツルアリドオシの花が増える。この先ずーっと足元を飾ってくれました。
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そしてシキ割りと言われる水場。
ここで靴に溜まった汗を拭きとり、靴下も絞る。相当汗をかいている。
靴の中まで濡れるくらい汗をかいたのも初めての気がする。
お腹も空いたので行動食のサンドイッチを食べる。さらに塩分も追加補給。
水を補給するが、ここは夏場は枯れることもあるそうなので、当てにしない方が良いです。
この日も流れてはいましたが、水量は少ない。
上からの水を金属の小タンクに貯めて、そこから蛇口で流しています。
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一息ついたので登ります。
シキ割りを過ぎてしばらく登ると木が倒れています。この辺りでも積雪量が多いのですね。
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そして、シキ割りから1時間ちょっとで白鳥小屋。
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ここで衣服を脱いで、乾かす。
パンツ1枚になり、中で休む。ついでにおやつで体力の回復を図る。
きれいに整備された小屋です。
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休憩していたら、下山して来た方とお会いする。男性で良かった(笑)
女性なら小屋の戸を閉めて、天照大神のように隠れなければなりませんでした。
ここで40分ほど衣類を乾かして、栂海小屋を目指します。かなり体力・気力の回復が出来ました。
小屋の裏に白鳥山(1287m)の標識がありました。
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白鳥山から栂海小屋まではアップダウンが連続するきついコースと覚悟は出来ていました。
でも、ここから先は少しずつ花が増え、目を楽しませてくれました。
コメツツジは少し終わりかけですが、かわいらしい。
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これから先のルートが見えます。
いくつかのピークを尾根沿いに歩きます。
距離から推定すると薄く見える奥のピーク付近に栂海小屋があると思われます。
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先ずは小さくアップダウンをした後に下駒ヶ岳への登り。
右斜面は崩れていますが、登山路は危険ではありません。でも、そのうち崩れたら大変かも。
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白鳥山から1時間で下駒ヶ岳(1241m)
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下駒ヶ岳付近は砂礫地ですが日当たりが良く花がいくつか。
ヤマハハコ、早いですね。
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こちらはハクサンオミナエシでしょうか?
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そしてイチヤクソウ。葉が丸かったのでマルバノイチヤクソウかも。
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下駒ヶ岳から35分で菊石山(1209m)
白鳥山からだんだん標高が低くなっています。先のルートの写真でも縦走路が下に見えていましたよね。
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菊石山から15分ほど下ると黄蓮の水(水場)
今日泊まる栂海山荘には水場がありませんので、ここで水は必ず補給しなければなりません。
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水場と言っても沢。
きれいで水量も多いですが、思ったほど冷たくはありませんでした。
でも、頭を冷やしたり、汗を拭いたりできて気分一新できるのが嬉しい。
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水を補給して重くなったザックを担いで、栂海山荘を目指します。
黄蓮の水からの登り返しがきつい。
それでも、あともうひと頑張りすれば着くと気力を振り絞ります。
ミヤマママコナが咲いています。
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そして、雲の隙間に山小屋発見!
写したときはお隠れになっていましたが、確かに見ました。嬉しい!
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普通ならここから足取りが軽くなるのですが、今日は、もう疲れ切ってゆっくりと登ります。
シモツケソウなども咲いています。
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最後の登りで振り返ると今日の縦走路が見えます。
ずいぶんと長い距離を歩いてきました。
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そして、歩き始めて10時間15分、14時51分に栂海山荘へ到着。
山と渓谷社の分県登山ガイドによると今日の累積標高は2,500mを越える。
何とか歩き通せて満足です。これで明日が楽になりました。
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向こうに見えるのが明日向かう朝日岳方面。
いよいよ北アルプスに来た!といった気になります。
そんなことをしていてYAMAPを忘れて、30分ほど放置。これも愛嬌。
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小屋の中は白鳥小屋同様きれいに整備されている。
白鳥小屋より大きく、食事が出来るテーブルも設置。
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食事の前に、まずは服を乾かします。
昨日から泊まっている柏崎の方も戻ってきて、汗で濡れた服を乾かしていました。
私だけ汗をかいたのではなくて、少しホッとしました。
服を乾かしながら、おつまみを肴に日本酒で晩酌。良いなぁ~。
18時前には食事(水でもどしたアルファ米とレトルトカレーに魚肉ソーセージ)を済ませて、一人一部屋ずつ使う贅沢な山小屋での夜を過ごしました・・・zzz。

今日の行程
 親不知海岸4時36分→登山口4時46分→入道山6時4分→尻高山7時7分→坂田峠7時48分→
 シキ割り8時42分~9時7分→白鳥小屋10時15分~58分→下駒ヶ岳11時57分→菊石山12時32分
 →黄蓮の水12時46分~13時1分→栂海小屋14時51分
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by furaibow581203 | 2017-07-24 19:19 | 九州外の山歩き | Comments(10)
5月13日(土)雨
今回、佐渡に行くことにしたのは、3年前のそよかぜさんのブログを見て、興味を持ったこと。そして、昨年、初めてシラネアオイを見た高妻山でもう一度見ようと行ったのですが、終わってしまっていて見れなかったので、5月の佐渡島なら大丈夫と思って、計画しました。4月の屋久島に続き、GW前後は離島シリーズ。
当初は、翌週の金・土で飛行機・旅館を予約したのですが、19日に仕事があったのを失念していて、変更しました。飛行機も宿も変更しても大丈夫でしたので、この週になった次第。
佐渡トレッキング協議会にメールで申し込むと無料で地図やパンフレットなどを送ってくれました。また、HPでも花の情報が分かり、電話での問い合わせにも親切に対応していただき、感謝いたします。本当に助かりました。
準備は万事無事に終わりましたが、週末の予報が悪いのは変わらないまま、この日を迎えたのです・・・。

前日、TVを何度も見るが、雨予報は変わらず。しかも3時過ぎにはかなりの雨が・・・。
これなら登るのも厳しいかも・・・と心配しましたが、明け方の5時にはほとんど止んで金北山も見えました。
昼過ぎには回復するとの朝の予報に、気を良くして出発!
6時前、予約したタクシーで横山登山口へ向かう。(両津から2,400円)
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運転手さんが、「ここからですよ」と教えてくれる。登山口には駐車スペースはありませんでした。
少し入ると横山登山口と書いてあるので大丈夫です。6時7分出発。
入口から花があります。チゴユリやオオイワカガミ(終わりかけ)が登山路脇に。
チゴユリの双子が多い印象。キクバオウレンの花のあとのようなのもありました。
(屋久島のオウレンのあとに似ていたので多分そうかと)
この登山路は緩やかな傾斜で歩きやすい道です。少し歩くとカタクリもあるが、もう種に。
いくつか写真を撮りましたが、暗いのと腕が悪くて、前日同様、掲載不可(笑)
ようやく、レンゲツツジはそれなりに写せました。
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そして、(ガク)ウラジロヨウラク。まだこれからのよう。
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佐渡のオオイワカガミは、花の数が多い?
雨で重くなっているためか、垂れているのがほとんどで、下のは割と上の方で撮った写真です。
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昨日もあったのですが、アオキの花が咲いていました。
今までアオキの花を意識したことが無く、調べてからようやく分かりました。
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そしてタムシバ。まだまだこれからでしょうかね。
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ズダヤクシュもこれから増えそう。
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横山登山道合流点では、トリガタハンショウヅル。初めての花。
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水の多いところでは、ネコノメソウ。
登山路は一部雨で水没しているところもありましたが、水はけが普段から悪いのでしょう。
そんなところにネコノメソウがたくさんありました。踏まないように気を付けます。
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大分登ったところで水場風の場所。はらい川とうっすらと読める案内版。
この辺りにはニリンソウがちらほらと。
そして不動明王の地蔵があったので、無事を祈願しました。
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ここを過ぎたあたりから、ちらほらとシラネアオイが咲いている。
でも、雨に打たれて垂れていますので、指で支えて、最初の一枚。
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そしてブナ林くらいから傾斜が急になってきます。
ガスで幻想的ではあるものの、今日ばかりは早く晴れて欲しいと願い続けました。
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ブナ林でも林床にはカタクリが多い。
このコースでは、神子岩や天狗岩のところはザレ場になっていて、そこにはカタクリは無いが、
土があればカタクリがあると言って良いくらいあるのです。
そんなカタクリの隙間を縫って咲くショウジョウバカマ。
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登山路は、下のような感じが続きます。
まさにカタクリロード。上に登って行くと種から花、そして蕾に変化します。
この辺りはやや終わりかけ。
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神子岩は先ほど書いたようにザレ場になっていて、ミヤマハタザオが。
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そして神子岩の上の方には雪割草(オオミスミスウ)。
今日見たかった花の一つでしたが、雨で全部こんな感じ。結構、大きな株だったけど。
色も白だけでなく、赤が入ったり、青があるらしいけど、全部こんな感じで。
雪は割るけど、雨には打たれ弱いんですね・・・(悲)雨にも立ち向かって欲しかった・・・。
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シラネアオイが多い部分もあるのですが、花が・・・。
花の時期はバッチリでしたが、あいにくの雨。泣きたくなります・・・。
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山頂近くになったところで、一部雪が残っていて、道が分からないところを20mほど登りましたが、
昨日の経験が生かされたのと雪の部分が短かったので、何とかクリア。
最後に、少し雪尾根が狭いところがあり、風も強くて、気になりましたが、無事に通過。
通過したら山頂でした。登山口から3時間半ちょっとでようやく到着です。
脊振山のようにレーダードームがあり、神社があるのですが、避難小屋が無く、神社の陰で風をしのぎます。

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少し休んだら、人の声。3人組が白雲台から歩いて来た。
横山から登るつもりだったが、この天気なので・・・と話してくれた。
建物の裏を3人組に譲り、寒くなったので、手袋を付けて、縦走路へ。
先ほど登って来た時には気付きませんでしたが、合流地点は直ぐに分かって、ホッとします。
しばらく下って、ロープがある場所へ。
最初は、夏道が先に続いていましたので、そちらへ歩きましたが、雪で通れなくなっていましたので
引き返して、ロープを掴んで下ります。最初、5mほど下った場所が平坦になっていますが、
そこから先が超急傾斜。メガネが雨とガスで曇って、見えない中、足元の感触を頼りに下りました。
その様は、まるで座頭市が杖を頼りに歩くようだったと思います。(これも知らないだろうなぁ)
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降りてからメガネを拭き、写したのが上の写真です。15mほどの高さでしょうかねぇ。
今日二つ目の難所(これで最後)をクリアしました。
ここから先、あやめ池までは雪融け水と雨水で登山路と言うより、登山水路を歩く。
でも、花があると写すんですよね。
フッキソウも初めて。
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そして、今日見たいと思っていたシロバナのカタクリらしきもの発見。
終わりかけで色が抜けたのでは無さそう。後ろも終わりかけですが色があるでしょう?
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佐渡のカタクリの葉には斑がありません。きれいな黄緑色です。
そして、これも初めてのエゾエンゴサク。大きい。
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縦走路はあやめ池を過ぎて、しばらくするとザレ場が連続する道になり、そこでは花は少ない。
シャクナゲはありましたが、まだつぼみ。風も強いので、他の花を探すことなく通り過ぎます。
この前後からドンデン山方面から歩いて来た登山客・グループとすれ違う。団体さんは3組、50名強。
風来坊のような周回をする人は少ないよう。偏屈な風来坊です。
多分、風来坊と会った皆さんは、すれ違った登山客は風来坊1人だったことと思います。
マトネ(孫次郎山)を過ぎたら、花が増える。ここからは花をゆっくりと探して下ります。
大好きなサンカヨウ。まだ咲き始めたばかりのようで嬉しい。
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そして近くにこれまた初めてのザゼンソウ。
EV補正をして撮影し、ようやく中が映りました。それまでは真っ黒(笑)で何も分からなかった。
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雪割草と共に楽しみにしていたキクザキイチゲ・ヒメイチゲも雨で全滅。

かと思っていたら、倒木の下で咲いていた白のキクザキイチゲが何とか開いていて!ラッキー!
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ヒトリシズカは雨でも大丈夫ですが、これは九州でもね・・・。
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カタクリは、林の奥までもずーっと続いている。
日本中のカタクリを集めても敵わないのではと思うくらいでした。
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アオネバ十字路が近くなると、カタクリがこの周辺だけは少なくなり、
ニリンソウが増えてくる。
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金北山のニリンソウは、三輪、四輪のが多い。
葉を確認すると、サンリンソウでは無いのが分かります。
ニリンソウは葉が茎にそのままついていますが、サンリンソウは葉が離れているんだそう。
勉強になりました?風来坊も今回知りました(笑)

ユキザサは一輪?だけ開いていました。
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そして、シラネアオイも増えてくる。
シラネアオイがアオネバ十字路の前後は、ニリンソウと競うように咲いています。
縦走路ではシラネアオイがやや優勢で、谷ではニリンソウでしょうかね。
雨でも支えなしで開いてくれていたシラネアオイをパチリ。
まずまずきれいに開いているのを2輪写せたのは、これくらいかな。
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ところで、金北山ではカタクリが雪のあとに最初に咲くようです。
下の写真で分かりますが、雪の中から出ている葉はカタクリ。
この山では、スプリングエフェメラルはカタクリでした。
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縦走路のニリンソウ。
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アオネバ十字路からは谷沿いの下りになりますが、こちらでもニリンソウ。
花も大きいので、開いていたらきっときれいだったでしょうね、残念無念。
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シラネアオイも谷沿いにも多い。見頃を迎えたシラネアオイですが、これも残念。
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シラネアオイの白花もあれば・・・と思っていたのですが、無かったです。
白花のカタクリは、10万本か20万本に1本、シラネアオイはそれ以上に希少だそうです。

アオネバは変な名前ですが、青色の粘土質の土が多いから、アオネバ(青粘)の名に。
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下りでは、バスの時間(14時35分)をさらに意識して下る。
アオネバ十字路を13時16分に下り始めましたが、下りのコースタイムは約1時間。
ゆっくりで大丈夫、十分間に合う。
途中、ユブと落合の二か所、ポイントがあるので、そこでも時間確認を怠りなく。
もうそろそろ道も平たんになってきて、終わりかなと思った林で、シロバナオドリコソウ。
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オドリコソウは、林にあるイメージではないので少し変な気持ち。
こんなところに咲いているんです。
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そして14時20分ごろ登山口へ。
登山口の沢で靴の泥など落として、バスを待とうとしたら、「バス停は300m下です」と書いてある。
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まだ10分ほど余裕があったので、あわてませんでしたが、ここで乗車する人は登山口に着いても安心しないことですね。ご注意を!
ゆっくりとバス停に向かって行くと、道端にウラシマソウ。
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先日、金山では間違えたと思うのですが、これは間違いなくウラシマソウです。
釣竿のように伸びているのが分かりますね?多分、初めてです、ウラシマソウも。
15時前には両津港に着き、トイレで着替えて、お酒を飲み、16時20分のジェットフォイルで新潟へ。
新潟駅からバスで空港ですが、さすが新潟と思ったのは、バスの車内案内にロシア語の表示があったこと。
ロシア行きの便もあるので、当然なのでしょうが、このロシア語のも初めて。
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初めてづくしの新潟でした。
明日は、晴れ予報です。空港のTVで週間予報をやっていたが、来週は晴れが続くらしい・・・。
運に見放された風来坊でしたが、GW前から「あれだけ遊べば当然でしょう」と言われそうですね。

今日の行程
 横山6時7分→7時39分合流地点→神子岩8時38分→金北山9時42分~51分→あやめ池10時16分
 →途中の林の中で昼食→いもり平11時27分→マトネ12時29分→アオネバ峠13時16分→アオネバ14時21分
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by furaibow581203 | 2017-05-16 19:50 | 九州外の山歩き | Comments(12)
5月12日(金)曇り
GW明けのこの週に新潟の佐渡に行こうと計画。
11日夜の飛行機で新潟入り。時間的に佐渡には渡れないので新潟に泊る。
で、12日に登ることにしたのが、二王子岳。山頂から見る飯豊連峰が素晴らしいらしい・・・。
確かに皆さんの写真を見ると素晴らしい。その展望を楽しむことにする。
前日の予報では、金曜は晴れ。期待に胸が膨らむ。
土曜の佐渡の予報はすぐれないので、今日に期待がかかるのです。
登山口に来ると案内板がある。
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右に進み、一番乗りで駐車場へ。準備して5時40分に出発!
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この時間、晴れてはいないが、こらから晴れるでしょう。
登山口の二王子神社に無事と好天を祈願する。
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神社の存在は知っていましたので、お賽銭はちゃんと準備しています。
神社の奥に登山口があり、そこから入山。
まずは植林の中を沢沿いに歩きます。
今日は上の方では積雪のため花が期待出来ないので、登山口から真剣に探す(笑)
チャルメルソウやホウチャクソウなどが見られる。
そんな中、赤く目立つのがユキツバキ。
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ユキツバキの花はあちこちに咲いていました。
スミレは雨の中でも開いているが、ミヤマカタバミなどは閉じていて写せない。
少し進むとチゴユリの花が多くなる。暗くてきれいに写せないのでパス。
ゆっくりと歩いて行くと標識が。
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まだ一合目。駐車場から30分でまだこことは!? 今までで一番のスローペースかも。
でも、焦ることは無い。まだ天気の回復も遅いようだし、ゆっくりと楽しむことにしましょう。
一合目を過ぎてしばらく歩くと自然林が増える。
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良い感じです。足元には沢の近くにネコノメソウ。
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ショウジョウバカマの伸びたのもあちこちにあったのですがパス。
でも、雪が残っていた近くには、きれいなのがありました。
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青がきれいだったのが印象的。
道も傾斜が緩やかで歩き易い。最初が歩き易いのは良いですね。
森林浴を楽しみながら登ります。二合目までも30分かかり、ここまでで1時間。
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ゆっくり過ぎますね。でも、この時期花を楽しむのは三合目付近までのようなのです。
GWの皆さんのレポでは、三合目から残雪がと確認済みなのです。
トウゴクミツバツツジやタムシバなど木の花も楽しんで登りました。
二合目から20分で三合目。
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避難小屋がありました。
あとで確認したらここに一王子神社の石祠があるようですが、気付かず通り過ぎました。
雪で埋もれていたかも。その代り、サクラの花がありました。花の写真はあとで。
ここから残雪が増えて、道が分かりにくくなります。
雪で押さえつけられた木を少し揺すると・・・。
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跳ね上がります。ですから気をつけましょう。
詳しくは寝太郎さんが八海山のレポに書いていますので、ご参考に。
雪の近くにはショウジョウバカマが多く咲いている。
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どうやら、雪融けのあとにショウジョウバカマは咲くようです。
そう言えば、昨年北海道の山歩きをした時にも雪の横に咲いていたなと思い出す。
下では青がきれいなのがありましたが、ピンクも良い。
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しばらくはそのまま歩くが、傾斜が少し急になって来たところでアイゼン装着。
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前日の雨のせいか、雪も気温の割には緩んでいるのですが、急なところではアイゼンがあった方が面倒で無い。でも、地元の人は付けないようですね。
ショウジョウバカマの次にはイワウチワが。
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好きな花ですので、久し振りに見れて嬉しい。
佐渡のレポでは、イワウチワの名前が出て来ないので、今日みたいと思っていた花です。
こちらはイワナシかな?
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滋賀の三国山で見た以来でしょうか?嬉しい。
でも、だんだんと土の部分が少なくなりました。
そんなところにマンサクが。
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マンサクの花を移していると地元の方に追いつかれる。
「マンサクは今なのですね?」と話し掛けると、もう少し早いらしい。
しばらくこの方のあとを追うように登ります。
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と言うのも、ガスで真っ白のまま。踏み跡も前日の雨で消えたようで分からない。
地元の方も少し迷いながら登ります。風来坊はYAMAPの地図を確認しながら。
雪は大変です。夏道は雪で全く分からず、YAMAPで何度も確認します。
どうやらそんなに外れずに登っているよう。
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雪は木の根元から融けているのですが、そんな融けたところにミツバオーレン。
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どうやら雪の融けたところには、ミツバオーレンやショウジョウバカマ、イワウチワが先に咲くようです。花を楽しんでいたら、先を歩いていた方が六合目手前くらいで引き返すと言われ、帰って行かれました。
私と離れたら、GPSなど持っていないので心配だからと。
風来坊、少し迷いましたが、まだ8時頃でしたので、もう少し登ってみることにしました。
でも、目印もなく、頼りはYAMAPの地図。たまに赤テープがあるとホッとする。
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そして、ようやく六合目の標識を確認。大丈夫です。
でも、夏道は雪で見えず、雪の斜面を登ります。七合目も確認。
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ここから少し夏道が歩けました。
この辺りが一番怖かったです。と言うのも周りにサルがいて、取り囲まれている感じ。
道は分かりにくいし、サルは怖いしで、引き返そうかと悩みました。
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夏道が見えるので先に進みます。しかし、再び夏道が消えて雪。
時折あるポールを見ると安心する。木が無いのでポールなのでしょうかねぇ。
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YAMAPの地図で確認しているつもりですが、何度かコースを間違えます。
(軌跡を見ると何度もルートを外れているのが分かります)
雪は怖いですね。残雪でこれですから、雪山は大変。絶対に登らないと固く誓いました。
七合目から35分ほど歩いたら、奥ノ院跡へ。
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ここからは踏み跡も残っていて、山頂(1420m)は直ぐ。
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鐘の正面には飯豊連峰が全く見えず・・・。
でも、無事に登れた方が嬉しい。山頂横には避難小屋があり
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ここで、休憩して早めの食事をいただく。
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山頂まで3時間40分。時間もかかりましたが、道が分からないストレスに疲れました。
小屋で風を防げて、ゆっくり出来るのは助かりました。
まだまだガスが取れそうにないので、早々に下山することにしました。
下りはトレースをたどればと思ったのですが、分かりにくいところがあったり、間違ったトレースに進んだりと大変。YAMAPで何度も確認しました。
山頂から少し下って行ったら、長靴で登ってきている地元の女性とすれ違いましたが、私が下山すると言ったら、一緒に下ると言いました。ガスとトレースが少ないので用心しているよう。それだけ歩きにくい状況だったことが分かります。この女性は一緒に少し下りましたが、GPSを持っている方が登って来たので、その方と山頂を再び目指して行きました。
道迷いをしながら、五合目の定高山(994m)へ。
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登りの時には、少し離れたところを歩きましたので、分かりませんでした。
ポールに高さが書いてあり、積雪の量が分かるようになっています。
見上げたら6m以上ありました!どれだけ積雪するんでしょうかね。
定高山n御手前くらいから登ってくる方が増えて来てトレースも多くなる。
ようやくホッとするが、登ってきた人に聞くと何人か引き返した人がいるらしい。
でも、もう安心かな。あとは花でものんびり写して下ります。
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ようやくガスが取れだして、明るくなります。
好きなイワウチワですが、出来れば晴れた時に見たかったかな。
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しかも群生を。
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贅沢を言ってはいけませんね。今日の状況で、山頂に行けたのですから。
三合目からはさらにゆっくりと花を楽しんで下ります。
三合目のサクラ。ほんのりとピンクがかわいい。
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タムシバはまだこれからのようです。
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オオカメノキのバックの緑がきれい。
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行きには開いていなかったミヤマカタバミも少しだけ開いて。
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エンレイソウも写して。
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のんびりしていたら下りで出会った方に追い越され。
でも、花を楽しみましょう。
ジェットフォイルの時間は、まだまだ先ですからね。
トウゴクミツバツツジは色が濃い。
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ようやくちょっとだけ陽が差してきて、緑が一層きれいに。
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チゴユリはたくさんあるので、双子のを探す。
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双子のリリーズ(50歳以下は知らないでしょうね(笑))発見!
休憩していた登山路を整備している二人組の方としばらくお話し。
そうしていたら地元の女性にも追いつかれ。それでも、のんびりと下ります。
チャルメルソウを写して花は終わり。
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12時25分、二王子神社に戻りました。7時間弱の二王子岳でした。
(コースタイムは、登り4時間、下り2時間半です)
神社の隣には、水の神様でしょうか?
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ここも登る前にお祈りしていなければいけなかったか・・・。だからガスが・・・。

レンタカーを返却して、新潟港へ。
15時55分のを予約していましたが、14時55分に前倒し。
16時過ぎに佐渡両津港へ。
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旅館に荷物を置き、少し散歩します。金北山が見えます。
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明日は雨予報ですが、外れてくれないかな・・・。
旅館の周りの民家では、花が多く見られた。皆さん、花好きな方が多いよう。
墓地の石垣に白い花があったので見てみると・・・。
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白花のタツナミソウがびっしり。青が無い(笑)
そして、風呂に入って、18時から食事。
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一泊二食8,000円のゆたかや旅館の夕食です。
料理も良かったが、最後のご飯、さすが新潟、お米が美味しかった。
昨日は車で寝たのでゆっくり出来ず、今日は布団でゆっくりとzzz・・・。

今日の行程
 駐車場5時41分→一合目6時12分→二合目6時42分→三合目7時1分→
 四合目7時39分→六合目8時24分→七合目8時44分→奥ノ院跡9時19分→
 山頂9時23分~36分→五合目10時43分→駐車場12時30分
YAMAPはこちら

by furaibow581203 | 2017-05-15 03:54 | 九州外の山歩き | Comments(14)