金山(福岡市早良区)
久し振りに花乱の滝(滝川)登山口から登ることにしました。
調べたら、昨年の3月以来。病気になってからは初めてです。
以前は、金山と言えば、花乱の滝コースばかりだったで、1年半もご無沙汰とは信じられません。
久しぶりですので、じっくりと楽しむことに決めました。
予定では、直登コースから登って、縦走路を三瀬峠まで。峠からは車道を下って登山口まで戻る割と長いコース。昔の感覚で計画を立てました・・・。三瀬峠経由にしたのは、昨年気付いたある花をもう一度見ようとの思いから。
7時過ぎに登山口を出発。ゆっくりと登ります。
このところ、雨が続いているので、沢の水量が多い。いつもなら緩やかに流れる滝なども轟音を立てています。
もちろん、ここも水量多し。
あれっ、バリエーションルートでも歩かれているのかな? でも、この天気だし・・・。
と気にしながら、もしかしたら、登山路を外れて、ケガでもしているのかもと観察しながら歩きました。
水量は多いものの、沢沿いにロープがあるここで、それほど苦労することなく歩けます。
もっと水量が多い時は、大変です。今日は、慎重に進めば、危険とは思えませんでした。
たぶん、金山で一番大きいと思います。(登山路を外れたら、あるかも知れませんが・・・)
病気になってからは、初めてですので、この木のパワーをもらうことに。
木に触れながら、「2、3年で良いので、長生きさせてください」と祈りました。
もちろん、花を探しているから、のんびりなんですけど・・・(笑)
でも、端境期なのか、ほとんど花はありません。
このコースは、渡渉を何度も繰り返すのですが、今日は、少し考えてから足を運びました。
直登コースとアゴ坂峠コースの分岐までは、傾斜は割と緩やかですので、歩きやすい。
良かったです。これで、自分の登りに専念できます(本当ですかねぇ)
5分ほど休んで、行動食を食べて、直登コースの登りに入ります。
直登コースに入ると、普段なら、沢の水量が減るのですが、今日は、こんな感じでした。
でも、ほどほどの水量で、直登コースの沢を堪能できました。
そして、ようやく最後の登りへ。
このところ、平地でも「歩く速度が遅くなったな」と感じていましたが、負荷がかかるともっと遅くなります。
この調子なら、あと何回歩けるかな・・・と思いました(寂)
分岐から、1時間半ほどかけて、ようやく山頂手前の峠へ。昨年は、40分程度でしたので、倍以上。
予定では、山頂下の、日本庭園風のところでしたが、そこまで我慢する元気がありませんでした。
前回より、見た目など改善したソーメンですが、この日は、ソーメンの気温ではありませんでしたね(笑)
暖かいものが良かったです(反省)
食事を済ませたら、下山。結局、アゴ坂峠から下ることにしました。
さすがに時間的、体力的に厳しいですし、雨も降り始めましたし。
でも、涼しかったからなのか、羽根の音を聞くこともなく安心して歩けました。雨だったから?
登山口に戻ったのは、14時過ぎ。7時間ほどの山歩きでした。
久々の花乱の滝コース、堪能しました。歩け通せたことに感謝ですね。
さて、これからの時期、このコースで気になる花は・・・。
まずは、こちらでしょう。
割と登山口に近いこの場所では、花芽を付けている株は少なかったです。
ここは、登山路脇でしたので、皆さん、楽しむことができますね。
苔に囲まれて、気持ち良さそうです。
写すのが大変で、ようやくピントが合いました(登り時間への影響は軽微)
この花だけ、あと少しで一番下の花が開きそうでした。
縦走路のスズコウジュ、2輪だけ開花していました。下のは未だと思っていましたが、縦走路もこれからでした。
でも、あっただけでも嬉しい。
小さな木でしたので、花は4輪だけ。咲いていたのは、この1輪のみ。
こんなところにもあったんだと気づき、嬉しかったです。
咲き始めのようでしたが、十分。次の週末までのお楽しみでしょうかねぇ・・・。
一番上の花は、たれ目のダルマさんみたい(笑)
写真でないとわかりにくいですもんね。
日曜なら、山友さんを案内する予定でしたが、天気が不明でしたので、土曜に単独で歩きました。
でも、予定していた花には早かったので、単独の方が正解だったかな・・・。計画の甘さを反省しています。
今日の行程
花乱の滝(滝川)登山口7時11分→分岐9時11分→山頂10時53分→昼食10時56分~11時21分
→アゴ坂峠12時43分→登山口14時5分
YAMAPはこちら→
ヒナノウスツボ、ミヤマウズラ、綺麗に撮れていますね。
やはりカメラの差でしょうか~
こちらでも昨日、咲き始めのミヤマウズラを見たので写真に収めましたが、とぼけたお顔にピントが合わず~~
山・自然の木々やお花にパワーをいただいて頑張りましょうね。
>ヒナノウスツボ、ミヤマウズラ、綺麗に撮れていますね。
ありがとうございます。
ヒナノウスツボは色があるので、その場でわかるのですが、ミヤマウズラは、小さいうえに白なので、あとで見ないとわかりません。
当たるも八卦、当たらぬも八卦の世界です(笑)
>山・自然の木々やお花にパワーをいただいて頑張りましょうね。
そうですね、ゆっくりでも楽しむようにします。
ありがとうございます。
アケボノシュスラン、花芽のつき方が凄いですね。
これだと私の企画真っ青です。
山はそれぞれ、いろんな魅力(ナガバノコウヤボウキ、スズコウジュなど)がありますね。
ここでしか見られない花というわけではないですが、セットで見るといいもんだなあ!
金山、登山者が少なく静かに歩ける良い山ですね。
ところでオオ〇〇〇〇〇〇は?
三瀬峠から車道を下って…を見た時には、頑張りすぎ!
との言葉が浮かんできましたが、あご坂峠から降りてこられて安心しました。
三瀬峠からが長いですもんね~
確かに、ヒナノウスツボもミヤマウズラも綺麗に撮れていますが、
私の一番はナガバノコウヤボウキです。
綺麗ですねぇ、あるんですね~
ソーメンのところは笑えました。
写真がなかったのが残念でした。
水量が多くて迫力がありました。
すき焼きの跡の近くにある
「杉の古木」目立ちますね。
炭焼きをやっていたころは,周りには木がなく,この杉だけ目立っていたことが想像されます。
写真のアケボノは、スズコウジュの群生地直ぐ手前の左にありました。
登山路脇ですので、気付くと思いますが、スズコウジュの場所を知っている人は、そちらに気を取られて、意外に気付かないかも。
>ところでオオ〇〇〇〇〇〇は?
今回、どんな特長があるか?ちゃんと調べていきましたが、ありませんでした。
調べた特長からすると、前に見たのは違う可能性が高いと思います。
お騒がせしました(詫)
>三瀬峠からが長いですもんね~
そうなんです。元気な頃なら、多分、歩いていたと思います。
二人で歩く予定でしたので、その時は三瀬にデポするつもりでした。
これが一番良さそうですけどね(笑)
>私の一番はナガバノコウヤボウキです。
そうなんです!ありました!
でも、まだ木が小さく、花数も少ないので(たった4輪です)、分かりにくいですね。
近くを歩く機会がありましたら、お教えします。
>水量が多くて迫力がありました。
タクシードライバーさんの動画、拝見しました。
水量が多かったですが、沢登りは可能な水量だったと思います。
>「杉の古木」目立ちますね。
そうなんです。でも、暗いので、意外に知らない人が多いです。
前に肉まんさんにお話したら、ご存知じゃありませんでした。
盲点なんでしょうね。
水量が多いですね。水音がここまで聞こえてきそうです(^^)
慈しむように、確かめるように歩かれたのですね。
自然の中に風来坊さんがいるのではなく、
風来坊さんが、大きな自然を抱きしめているように感じました。
そして、私もグレードアップしたソーメンを見たかったです(≧∀≦)
>慈しむように、確かめるように歩かれたのですね。
そんなカッコイイものではありません(笑)ただ、筋力が無く遅いだけです。
でも、自然の中に身を置くと、何となく落ち着きます。
山を歩き始めて、良かったなと思うのは、この点です。
>グレードアップしたソーメンを見たかったです
グレードアップと言っても、ソーメンですので限界が・・・(笑)
少し具を増やしただけです。お恥ずかしい・・・。