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風来坊のアウトドアライフ

furaibow.exblog.jp

福岡や九州中心の山歩きや野菜作り、その他のレポートを記録しています。よろしくお願いします。

花の焼石岳②(岩手県奥州市)

7月6日(土)曇り時々小雨
いよいよ核心部に入ります。
今回の目的は、ラン科のオノエランを見ることでしたが、小さな沢を渡ったところで、すぐに見っけ!
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10cmほどの小さな花ですが、白い花ですので、すぐに気づきます。
いきなりの目的達成に驚くというか、拍子抜けというか…(笑)
でも、こんな高地の雪に閉ざされる場所に咲くランもあるんですね。驚きです。

そして、ハクサンイチゲ。  
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ここでは6月半ばに一斉に開花して、8月初めくらいにもう1回少し咲くらしいのです。
でも、6月の大群落がやっぱりすごいらしくて、好きな方は、6月半ばに来るそうです。
今回見たのは終わりかけでしたが、九州に住む風来坊にとっては見れただけでも嬉しい。
好きな花の一つですからねぇ。
ここからは、少し進むたびに新しい花が現れて、停滞前線になります。
次はアカモノ。
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そして、ツマトリソウ。雨露に濡れていますが、それもなかなかに良い感じ。
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さらに、ゴゼンタチバナ。
ここに来るまでにもありましたが、こちらは咲いたばかりの花でした。
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白い花が続きます。
ヒナザクラがしっかりと上を向いてくれていましたので、もう一度パチリ。かわいい。
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ようやく、色物?で、ムシトリスミレ。
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スミレの名前は、ほとんど覚えていませんが、このムシトリスミレは分かります。
花や葉に特徴がありますし、面白い名前ですからね。
ミヤマキンバイも咲いています。
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そして、ウスユキソウ。
ウスユキソウは何種類かあるんですが、ここのはミネウスユキソウらしい。
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先ほどより開いてきたのが、下の写真。
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そして、もっと開くとこんな感じになるようです。
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ですから、途中の花を見ると、違う花に感じてしまいます。未だに良くわからない花です。
ようやく、姥石平の標識があるところへ。
この手前くらいから、下山する方とすれ違いが多くなります。
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お話をすると、山頂は展望もなく、風が強くて、長居できなかったらしい。
姥石平付近も確かに風が強くなってきましたが、まだ、何とか寒さを感じませんので、花の観察を続けます。
オノエランはあちこちで咲いています。
でも、きれいな状態が、なかなかわからず、選んだ写真が下↓。
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唇弁の奥に薄茶色のWの模様があります。今回は、これでご勘弁を!
泉水沼も、ガスでほとんど見えません。
かなり、風を感じるようになりましたので、ここでレインウェアを着用。
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行動食も補充して、「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」の宮沢賢治と気持ちの上で張り合います(笑)
花巻は、宮沢賢治の故郷ですからね。もしかしたら、ここにも来たかも知れません。
だとしたら、なおさら負けられません(笑)

ミヤマダイコンソウ、風に揺れて写すのが大変。
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タカネシオガマかと思ったら、あとで調べたら、ミヤマシオガマのようです。
(山で会った方、間違えて教えてしまいました。お詫びします)
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これは何?と思って、写真に撮り、あとで調べたら、コケモモでした。
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こちらは、ホソバイワベンケイ。山頂近くのガレ場に多かったです。
もう終盤でしたが何とか咲き始めのをパチリ。
ここは風がすごくて、風に強そうなホソバイワベンケイも揺れるほどでした。
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そして、歩き始めて5時間弱で山頂。コースタイムは3時間30分ですので、大幅に超過。
先に降りた方に聞いた通りで、風も強く、展望もありません。
ここは、即、移動。ピストンせずに北の方に降りていきます。山頂を周遊するイメージです。
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北斜面は、大きな岩がゴロゴロしていました。
背の低い灌木の中に、ハクサンシャクナゲが開花。
登ってきた南の斜面では、つぼみしかなかったのに、北斜面で咲いているんですね、意外。
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こんな感じで、大きな岩があって、歩きにくい。
黄色の矢印を参考に足を運びます。
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何とかクリアしながら下っていくと何か祀ってあります。
焼石神社でした。豊水祈願の文字が目につきました。軽く参拝して次へ。
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折り返し地点の分岐がすぐそこに見えます。
その手前には、ムカゴトラノオ。
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分岐には、先客が1名。ここで昼食のハヤシメシをいただきました。
先客の方は、キーマカレーでした。日清のご飯シリーズ、健闘していると思うのですが・・・。
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昼食を済ませたら、東南の方向に回り込むようにして、引き返します。
この辺りは少し窪地になっているよう。
ここでは、コミヤマカタバミが開いてくれていました。
ツバメオモトのところにもあったんですが、そこのは閉じていたので、開いているのを見れて、嬉しかった。
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この付近は、ツマトリソウが多い。
花びらの枚数もまちまちです。下のは、10枚ありました!この日、一番多かったやつです。
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ヒナザクラ、三度目の登場です。
水滴が無くなって、頭が軽そうでしたので、つい、撮ってしまいます。
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そして、チングルマ。
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チングルマの翁も画になります。
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ミヤマカラマツ、ようやく乾いてきて、花が開いてきだしました。
それまでは、たくさんあったのですが、閉じていて、ダマになっていましたから。
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ハクサンイチゲにも二度目の登場をしていただきます。
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東焼石岳への分岐です。
この辺りも、6月半ばは百花繚乱なのでしょうね。
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その名残か、ワタスゲも。
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こちらは、ギョウジャニンニク。
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白い花と言えば、シロバナニガナも多かったです。
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ハクサンフウロは、これを含めて、二輪のみ。これからなんでしょうね。
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山頂の裾を回り込むようにして、山頂付近の花を楽しめることが出来ました。
姥石平で焼石岳に別れを告げて、下山開始。
シラネアオイ、帰りにはきれいに開いてくれていました。
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登りの時よりは、少し景色が見えますが、ちょっとだけ。
雪渓では、下りの時ほど、滑りやすいので注意が必要です。
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上沼に戻ってきましたが、池は見えるものの、遠くはダメ。
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下りに思ったのですが、下りも石が多いので、意外に時間がかかります。
登山口に戻ったのは、15時19分。9時間30分ほどの山歩きを堪能しました。
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もう、遅い時間のためか、車は少ない。
山で出逢った人も少なかったのですが、歩きにくい道なので少ないのか、天気が悪かったので少なかったのかは分かりません。
花の種類の多さには驚きました。ちょうど入れ替わりの時期で、重なったからなのかも知れませんが、たくさんの花を楽しめました。
こんな山が近くにあるって、羨ましい・・・。そう思えた山でした。
山と渓谷社が選んだ「花の百名山」、さすが!

このあと、花巻で早めの夕食をいただき、次の登山口へ移動。
そこで風呂に入り、ぐっすり寝ました。
長歩きで、少し疲れたので、明日の山は起きてから、判断することにしました。

今日の行程
 中沼登山口5時52分→中沼6時41分→銀明水8時13分~20分→姥石平9時55分→山頂10時45分
 →分岐11時23分~43分(昼食)→姥石平12時35分→銀明水13時37分~45分
 →中沼14時52分→登山口15時19分
YAMAPはこちら

by furaibow581203 | 2019-07-17 07:22 | 九州外の山歩き | Comments(8)
Commented by tinnan1515 at 2019-07-17 19:16
風来坊さん、こんにちは。
さすが、「花の百名山」ですね。
ウスユキソウだけは九州の山で一度のみ見ておりましたが、その他の花は見た事のない花ばかりです。
シラネアオイは素晴らしいですね。
Commented by へこさん at 2019-07-18 01:24 x
風来坊さん、こんばんは。
焼石岳!
流石は「花の百名山」、花がいっぱいですね。
といいながら、焼石岳がどこにあるのか初めて知りました。

オノエラン、初めてみました。
そんなランがあったとは知りませんでした。
流石は「物知り風来坊さん」、勉強になりました。
私が見たことあったのは、シロバナニガナだけでした。
次の山が楽しみです。
Commented by 豊津の信ちゃん at 2019-07-18 10:21 x
風来坊さん、こんにちは。
良い山をチョイスしましたねぇ~~
初めて聞く山の名前でしたが、早池峰山へ行くときに買った「東北の山」の本には、ちゃんと載っていました。
高山植物の豊富さと多様さは素晴らしく、広大な花畑が展開して、規模は花の多い東北の山においても最大級とのこと。
素敵な花旅でしたね。そして静かなのがいいですねぇ~~🎶
Commented by 風来坊 at 2019-07-18 13:21 x
こんにちは、うすきハッピーリタイアメントさん。
>さすが、「花の百名山」ですね。
でした。以前調べた時には、林道をかなり奥まで入るので、すぐに候補から外した記憶があります。
今回は、花巻周辺に限定しましたので、調べなおした結果、行けそうだと計画しましたが、良かったです。
シラネアオイ、群落の規模は佐渡が一番ですが、見れただけで嬉しい花です。
満足しました。


Commented by 風来坊 at 2019-07-18 13:26 x
へこさん、こんにちは。
>焼石岳がどこにあるのか初めて知りました。
遠征の時に調べるだけですので、似たようなレベルです。
分県登山ガイド、図書館で借りて、ゆっくり見ると面白そうな山があるので、遠征前に限り(笑)活用しています。
オノエラン、最初からこの花を目指したわけではなく、焼石岳をリサーチしていて知った花でした。
地味な花ですので、これを目指して登る人は珍しいと思います(爆)
Commented by 風来坊 at 2019-07-18 13:31 x
こんにちは、信ちゃん。
>良い山をチョイスしましたねぇ~~
ありがとうございます。
信ちゃんに言われるとさらに嬉しさがアップしますね。
以前、ちょっとだけ調べたんですが、林道の距離が長そうで、すぐにパスしました。
今回は、花巻周辺に限定しましたので、念入りに調査して、行けそうと判断しましたが、良かったです。
福岡から花巻まで飛行機があるので、今回の山や、早池峰山、岩手山、和賀岳などの百、二百名山を登るには便利です。
Commented by けいこたん at 2019-07-18 16:22 x
風来坊さん、こんにちは!
焼石岳①に続いて②も、お花花花!
たくさんですね。
やっぱりヒナザクラ、可愛いですね。
いつか本物見たいものです。
風来坊さんのブログを夫殿と覗き見て、すごいねー、こんなにあるのねー。
どこの山?ーー、焼石岳。
へえー。すごいねー、なんてバカな会話をしながら、改めて見入りました。魅入りました。
花の百名山、さすがですね。
私が行っても、こんなには見えないですが、何とか見てきます。
私だって、雨にも負けず、風にも負けずです!(≧∇≦)
Commented by 風来坊 at 2019-07-18 16:39 x
けいこたん、こんにちは。
>やっぱりヒナザクラ、可愛いですね。いつか本物見たいものです。
この仲間の花は、北の山が多いですが、時季を外さないようにすれば大丈夫です。
ぜひ、どこかの山を計画されて下さいませ。
遠征の地、天気予報ではまずまずのようです。
まずは、こちらでたっぷりと楽しんで下さい。羨ましいなぁ~(笑)
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