2016年豪雨のあとの 高隈山(鹿児島県鹿屋市・垂水市)
金曜に鹿児島出張があったので、いつもの出張利用の山歩きを(笑)
9月初めにも出張があって、土日で大隅半島の九州百名山4座を登る計画を立てていたが天候不良で中止。
今回は日曜に予定があり、今日一日だけで御岳~大箆柄岳の2座を登ることにした。
鹿児島市を4時過ぎに出発。
東九州自動車道が一部(20kmほど)無料なので、この高速利用ルートが安い。
しかも桜島フェリー利用や垂水フェリー利用より多分、早い。
土曜なので鹿児島からの高速料金はETC利用で1,290円でした。
レンタカーのナビが古くて鹿屋までのルートはコンビニで地図を確認して走った。
「鹿屋体育大学前」の信号を右折すると、ほどなく下の写真の信号があります。
先に進むと下のような案内板がところどころにあり、迷うことはありません。
右を示しています。(風来坊は見逃し左にそのまま牧場まで進んでしまいました)
無理かと思いましたが・・・。
あとはそのまま走ると・・・。
右端のとんがりがテレビ塔、その直ぐ左が御岳です。
先まで行けるかも知れませんが、こちらが広いのでここに駐車。
(ここから少し先に5合目の看板と4,5台停めれるスペースがあります)
鹿児島市内からは間違えずに走ると2時間ちょっとです。
今日の御岳~大箆柄岳往復は7時間程度かかる見込み。
この時期ですので早い方が良いと判断し、この時間に来ました。
歩き始めるといきなりだんごならぬ、いきなりのタカクマホトトギス!
あっさり、課題の花をクリア。
道端の草が刈ってありますが、ナンバンギセルが顔を出しています。
ここに複数台駐車するとUターンなど苦労しそうですので、ここには駐車しないのが良さそうです。
奥の階段手前に何かあります・・・。
階段を登って振り返ると牧場や高隈の山々がきれいに望めます。
その手前で、下山してくる若者と出会いました。
話すと、どうやら山頂でキャンプしたよう。
ここから見ると御岳までは三段構えのピークが待っていました。
鞍部にはタカクマヒキオコシが・・・。
でも、なかなかきれいな花は少ない。
先日の台風の影響なのか、環境が厳しいところに咲いているからなのか、
どちらででしょうかねぇ・・・。
薄黄色に斑点があるのが何となくホトトギスって感じがします・・・。
急な登りのあとには、平坦で歩き易い道が控えていて嬉しい。
祓川登山口(2時間)との合流点でした。
山頂には一等三角点がありました。
御岳山頂から20mほど下ったら・・・。
とても先に進むのは厳しそうです・・・。歩いた跡も無さそう・・・。
まだまだ時間はあるものの、無理は禁物です。
諦めて引き返します。
御岳山頂から妻岳方面を良く見ると崩落しているところがありました。
帰りは思った以上に順調でしたが、テレビ塔が見えるところに戻ったら
結構急なところにあったのですね。
登山口付近で地元の方とすれ違いました。
あの電線をくぐったのが風来坊だけでないと思ったら、少し気持ちが楽になりました(笑)
帰りは電線の垂れ下がる林道を慎重に下って、間違えた分岐を過ぎたところ付近で御岳を望みます。
途中は結構急傾斜ですね・・・。
昼前には鹿児島市内に戻って、地元の今日の南日本新聞を見ると・・・。
今回の被害では、しばらく大箆柄岳への登山は厳しそう。
テレビ塔下からの御岳往復は大丈夫です。でも電線には要注意。
情報を良く確認して登るのが良さそうです、ご用心を。
今日の行程
駐車スペース6時49分→テレビ塔7時19分→八合目7時45分→九合目7時53分
→御岳山頂8時~14分→駐車スペース9時8分
懐かしい道でした。数年前に御岳へ同じコースで登りました。
その時はミラさんご夫婦と刀剣岳など南九州の旅でした。
ちょうど桜島の降灰で大変な時でした。
大箆柄岳、ひどい状況になっていますね。
何事もなくてよかったですね。
今回、九州百名山を一日で2座と思ったのですが、台風の大雨の被害が凄くて・・・。
桜島の降灰は普通は夏は鹿児島市へ、秋から冬は大隅半島へが基本ですので
この時期は来ないと踏んでいましたが、今年は噴火そのものが少ないようで。
でも、大雨の被害でしばらくは状況を確認しないと厳しそうです。
今回はリンドウに会えてよろしかったですね。
一度は見たいと思っているタカクマホトトギス、とても参考になりました。
大箆柄岳の崩落にビックリです。
地震も怖いですけど、台風がもたらす大雨も各地に大きな災害をもたらしており自然災害の脅威をあらためて認識しているところです。
高隈山地、未踏のようですね。
タカクマホトトギスは御岳登山口付近から八合目手前くらいまでで見ることが出来ます。
沢山ありますので、見落とすことはありません。
大箆柄岳の崩落はひどいので、登山路が残っているのか、分かりません。
崩落が雨だけなのか、私達、登山客が山を傷めている影響もゼロでは無いではと思いました。
山を歩く際には登山路を傷めないように慎重に歩こうと思いました。
山を登る人が増えると、登山路も傷む、多分そうと思います。
ですから、慎重に足を運んだり、道具を使う必要があるようですね。
でも、登らないと荒れることもあるかも知れません。
自然をいたわる気持ちを忘れずに楽しみたいですね。
貴重な情報、ありがとう御座います。
大箆柄岳山は、北西側からと今回の南(御岳)側から。
御岳の先は元々少し荒れていたような、でも正解だと思い
ます、山は逃げないのでその場で観た判断が大切!
>登山客が山を傷めている
間違いないと思います、たまに運動靴で山へ・・・
大箆柄岳、しばらくは情報を確認して行くのが良さそうです。
御岳からの先は元々も荒れていたのですね。
でも、今回はかなりの崩落でした。
まだまだ水分が多そうな土砂でしたので、歩くとさらに崩れそうでした。
無理しないのが良さそうと思いました。
大箆柄岳、いつか回復した時に登ります・・・。
鹿児島遠征お疲れ様でした。
高隈山地はまだ一度も…ですが、タカクマホトトギスは見てみたい花です。
遠いのが難点^^;
単独で行動するときは、臆病な位でちょうど良いかと思いますので、予定変更もやむなしではないでしょうか?
今年は、自然災害が集中する年ですが、まだまだ気持ちを引き締めなければ?ですね。
高隈山地は今回の被害が無ければ、縦走出来るはずですが
今後の様子を見なければいけないようです。
>遠いのが難点^^;
確かに遠いですね。
大隅半島の九州百名山は、大箆柄岳を除いてもあと二つ残っているのですが
こちらは一日で二つ登ろうと思っています。いつにするかです(笑)