11月4日(土)晴れ
三連休、由布岳の紅葉を楽しみたいと思っていたのですが、ちょっと帰省しなければならない用件が生じ、JRで帰った。そこで思いついたのが、JRで行く由布岳。いつも、流れはだいたい同じなのですが、今回は盛りだくさんに。
別府の友永パンでアンパン購入はいつものことですが、追加で日田で寶屋のちゃんぽんを食べることに加えて、日向岳を組み込みました。
スケジュールは、
別府8時32分着のソニック、友永でパン購入(友永パンまで片道10分程度)
9時5分発のバスで登山口へ(エスケープは、9時20分発のバス)
14時52分登山口発のバスで湯布院へ。温泉で汗を流し、15時56分発のゆふいんの森号で日田へ
(エスケープは、16時23分発の普通列車で日田、これだと日田の滞在が40分に短縮)
ちゃんぽんを食べたら、18時12分発のゆふいんの森号で博多へ。
です。今までも候補にしてはいましたが、なかなか実現できないままでした。
別府に到着したら、海へ向かって歩き、最初のアーケード(やよい商店街)を右折。
途中にあるのが、天狗の神輿「やよい天狗」。今まではスルーしていましたが、今回写真を。
50年前に火災の厄除けとして天狗の神輿を作り、春の別府八湯祭りで担いだのが始まりらしい。
以来、火事が無いそうとのこと。
商店街の先にある友永パン屋に着くと、すでに30名ほどの行列。
予約してあったのですが、予約者への販売は9時からとのことで並んで待つ。待っていたら、注文を取りに来たお店の方に「9時からしかダメですよね」と話したら、「今なら大丈夫です」と言っていただき、8時50分過ぎに購入。
急ぎ、駅へ引き返し、9時5分発のバスに間に合った。
バスの中で、ザックにパンを丁寧に入れました。今回は、パンのために2室あるザックを使い、大きい室にパンがつぶれないように入れました。小さい方に、飲料や着替え、軽食などを詰め込んで。
9時50分前に登山口へ。
今日は、紅葉が楽しめる日向路を歩き、日向岳へ寄り、東峰に登って、正面道を下る計画。たぶん、5時間以内で登れると計算。
右に見えるのが、日向岳です。
草原の花を探しながら、先ずはゆっくりと。
森に入ると、紅葉がお出迎え。
昨年もそうでしたが、この付近の紅葉が良いんです。
昨年より少し葉が散っている感じはしますが、十分にきれい。
この日の予報では、午後から曇りでしたので、日差しがあるうちに日向岳までの紅葉を堪能。
やっぱり日が差すと紅葉が映えます。
今年も紅葉を楽しめるとは、5年前には思ってもいませんでした。
風来坊が、食道がんの手術を受けたのが、5年前の11月5日だったのです。
そして、翌年2月に再発・・・。もう、終わりと思いましたが、まさかの長生き。
「憎まれっ子世に憚る」とはこのことでしょう(笑)
生きていることに感謝しながら、歩きます。
紅葉の森を過ぎたころに、日向岳への分岐。山頂を目指します。たぶん、初めてかと・・・。
途中で振り返ると、由布岳東峰が見える。こんな形の東峰は初めて。
なだらかな登りを終えると山頂。ミヤマキリシマが咲いていました。
終えたら、東峰へ。
急登をジグザグに登ります。息が上がって、何度も休みながら。
何とかクリアすると、今度は、ロープ場、くさり場が連続。
クリアすると、絶景が待っている・・・。
景色を楽しみながら、おにぎりをほおばる。
そして、東峰へ。山頂は人が多く、顔が写ってしまうので、下からの写真で。
下りにも絶景が待っています。湯布院の町を一望。
下っていくと、ようやく林が。でも、この付近はほぼ葉が落ちています。
どんどん下っていくと紅葉が見事に。
良いなあ・・・。
登りでは、見なかった正面道の紅葉、ここも良い。
最後が近くなると、名残惜しい気持ちになります。
最後に、たっぷりと味わって。
バスの時間が近づいてきました・・・。で、少し速足に。
定刻の5分前に下山。バスは、5分ほど遅れてきましたが、あてにしてはいけませんからね。
今日は、花は少しだけ。
キリンソウ、岩場に張り付くように咲いていました。
ウメバチソウ、純白の花、好きなんです。
リンドウ、日差しをたっぷり浴びて、幸せそう。
ヤマラッキョウ、咲いたのを見るのは、今年初。
今日の行程
登山口9時51分→日向岳11時10分→東峰13時19分→登山口14時47分
紅葉を楽しめた由布岳登山。駅近くの温泉でゆっくり汗を流します。
そのため、当初予約していたゆふいんの森号には間に合わず、セカンドチョイスの普通列車で日田へ。
日田駅での乗り継ぎの時間は、40分でしたが、寶屋のチャンポン、久々にいただきました。
食べ終えて、駅に向かうとちょうど入線したゆふいんの森号。これで博多へ。
久々に予定を詰め込み過ぎた山歩きをしてしまいました・・・(反省)