3日目は、宇土内谷登山口から大崩山に登って、鹿納山に周回して、降りるコース。
大崩山は、10年ほど前に湧塚コースから登ったのですが、山頂まで30分くらいのところで雷がゴロゴロと。
急いで、象岩を通って坊主尾根を下山しましたので、見どころは歩きましたが、未踏なのです。
今回、鹿納山に登るなら、大崩山を一応踏んでおこうと周回コースを計画しました。
大崩山から鹿納山の縦走路が、どれくらい分かりやすいか、歩きやすいか、不明のままでしたが、全体で7,8時間もあれば大丈夫とプランニングした。
ただ、前日のだき山から国見山や鬼の目までの道を考えるとスマホが欠かせません。充電は大丈夫。
少し明るくなってから運転。今村から30分ほどで宇土内谷登山口へ。
登山口前の駐車場も空いていましたが、奥の広い方に駐車。準備して5時48分スタート。
コースタイムの通りとすれば、ここから1時間ほどで鹿納山への分岐らしい。
この高さですと、ほとんど蕾で咲いているのが少ない。
でも、さすがに大崩山。7時過ぎの時間で、他の登山客が3組6名が続々と。
山頂付近の花は、アセビ。先週の屋久島と同じですね。
どうやら鹿納山に行く様子。長靴で歩かれているので、慣れているのだろうと判断。
慣れた人が一緒なら、心強い。後ろを追うように歩く。
道理で道具にはこだわらないのでしょう、こういう方が真の健脚と言えます。
一番長い登りを終えると、鹿納谷への下山路との分岐へ到着。
大崩山から1時間20分でした。ここから鹿納山までは30分ほどらしい。
丁度、ミツバツツジと一緒に坊主の名に相応しい姿を。
見上げるととても登れそうにない岩の山に見えます。
分岐から約30分でした。標識の先(一番奥)にあるのは昨日歩いた縦走路の稜線。
風も少し治まってくれたので、しばし景色を堪能しました。
では、下山しましょう!途中、きれいな形をした日隠山とミツバツツジをパチリ。
ここからは林道歩きが4kmほど。
でも、きれいな森があって楽しい。
こんなところでハンモックに揺られて、本を読んだり、酒を飲んだら時の経つのを忘れるでしょうね。
宇土内谷から先は、道も良いので、こちらの利用も考えても良さそうでした。
13時くらいまでに下山できるようなら、今日の内に比叡山を登っておこうと歩きながら考えていたので
昼食を食べたら、比叡山の千畳敷の駐車場へ走る。12時ごろ到着するが、千畳敷駐車場は満車。
この時間なので、早く下山する人が居るかもと15分ほど待つが誰も降りてこない。
外に立って思案していると、鹿納山を一緒に歩いた方が、ちょうど帰るところでお会いして、離合に空いたスペースに停めて良いですよと悪魔のささやき(笑) 離合に邪魔にならない場所があったので、そこに停めて登ることにした。
登山路は、急登。岩場を登るので、下山時も大変そう。
比叡山の石柱が立派。
花を探す余裕も出来て、ピンクがかったギンリョウソウを発見して嬉しかった。
山頂の岩で食事している人に眺めは良いですか?と聞いたが、それほどでもないらしい。
確かに近くに行ってみたが、それほどではありませんでした。
現在はⅡ峰が山頂になっているけど、この山全体の最高点はひえの山(918m)です。
ぜひ、登っておきたいところです。
直ぐに着くと思っていたが、意外にしっかりと時間がかかってカランコロン岩。
もう一段高い岩があるのですが、ロープを見ると・・・
風来坊の体重を支えるのは厳しいと即決して、止めました。
途中の岩屋をくぐり、
疲れも吹き飛ぶヒカゲツツジの歓迎に感謝です。
山頂の標識は、展望所の比叡山の石柱と比べると格差あり過ぎ。ボロボロです。
こちらを山頂にしてあげたくなりますね(笑)
これで今日の登りはほぼ終了。コカゲのヒカゲです。
右にあるのが釣鐘山や日隠山でしょうねと思いながら楽しみました。(ので、間違いでも指摘しないで下さい)
あとで気付いたのですが、昨日の歩数より今日の歩数が2割程度多かったのです。ヘロヘロのはずでした。
ここで道を間違えて、少し登り返してしまい、スマホで確認して無駄を最小限に抑えることが出来ました。
下山して、車に乗ったらライトが付いたまま(驚)狭い道を走った際にライトを付けていて消し忘れたのです。しばらく外に立ったりしてからエンジンを消したので、消し忘れに気付きませんでしたが、エンジンがかかってホッとしました。
この後、昨日教えていただいた焼酎を買って、高千穂温泉で汗を流して、道の駅に泊まりました。
そのまま帰っても、レンタカー屋や閉まっていますし、何より疲れました。
休息を与えましょう。疲れた体にビールがうまい!
3日半で登る予定でしたが、3日で歩けました。大満足。
この日で4月も終わり。4月は11日も山歩きを楽しみました。間違いなく過去最多。
明日は赤川浦岳に寄ってから、ゆっくりと帰ることに決めました・・・zzz。
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