峰入り道を歩く:スピンオフ②(宝満山 五井七窟)
今日は、今年初めからシリーズで歩いた峰入り道を歩くのスピンオフ企画第二弾。
「宝満山の五井七窟を歩く」に参加。企画はもちろん、ポンちゃん。
宝満山は竈門神社が山頂にあり、古くから山岳信仰が盛んでしたが、大宰府政庁の北東部に位置する宝満山が鬼門封じとしての役割を求められたからだと思います。
平安京の鬼門封じで比叡山延暦寺が出来たのと同じですね。
北東部は十二支で言えば丑寅の方向。鬼の姿に角があり、牙を生やして虎の皮のパンツをはいているのは牛の角、虎の牙や皮から連想して描かれたからとされています。
ポンちゃんによると山岳信仰が盛んだったので宝満山のあちこちに坊があったが、修験者のための水源としての井戸や水場があり、岩の窟で修行したりしていた名残が、五井七窟らしい。
七窟は特定できているらしいが、五井は不明なものもあり全部を回ることは出来ないものの、分かっているものを訪ねる山歩きです。
参加者は、信ちゃん&俊ちゃん、higetiasさん&mamatiasさん、いーさん、隊長、ポンちゃんと風来坊の8名。
いーさんとは久し振りでしたが、お元気そうで何よりでした。山からパワーをもらっていると思いました。
でも、まさか都府楼前発のまほろば号に一緒に乗るとは思いもしませんでした。
末広がりの縁起の良い参加者数でしたが、集合して間もなく雨に。
しかも強く降り出したので、レインウェアを上下着て8時前に出発。
まずは鳥追峠(鳥越峠)まで行くのですが、愛嶽(おだけ)山(439m)経由で行ってくれました。
風来坊は初めてでしたので、良かったです。ポンちゃん、気配りありがとうございました。
山頂の愛嶽神社には火の神・軻遇土(かぐつち)神が祀られていました。
信仰としては牛馬安全、五穀豊穣の農耕に係わる事柄が主とのこと。
今日は、登ったり降りたりの繰り返しでした。
先に降りた方は見上げるような姿で写真を撮っています。
次へ向かいますが、急な下りから。
岩にギボウシの黄色い葉が。夏には花が咲くのでしょう。
その中には、五井とは①益影の井②閼伽の井③西の井(吉田屋敷)④不動の井(羅漢道)で
⑤が徳弘の井か試しの井(薬師堂跡)とありました。
(「宝満山歴史散歩(著者:森弘子)」で五井七窟を調べましたが、④までしか書いてありませんでした)
ここから法城窟も近い。入口には杉の倒木。歴史を感じさせます。
奥行は20mほどと書いてあるブログもありました。
でも、次の剣窟が分かりにくい。
ポンちゃんやhigetiasさんが道を探している間、風来坊はおやつをいただき、じーっと待っているだけ(笑)
ようやく、下の巻き道を行けば良いと分かって歩き始めます。
益影の井より美味しいと信ちゃんの評価でした。やっぱり金ですからねぇ。
そのブログには、ほかのブログを調べたら5月20日前後に見られるとあったので、行ってみたら見ることが出来たとありました。ただ、落ち葉などで光の差し込む隙間が塞がっていると見れないかも知れませんのでご注意!
興味のある方は、ちゃんと調べてから行って下さいませ。
下はクチベニタケ。由布岳でも見ました。
フラッシュを焚いて撮影しなければ映らないほど暗い窟です。
キャンプセンターの小屋内でいただきます。
宿泊料も500円と格安。一度泊まってみたいですが、人が多そう・・・。
ぜんまいの煮付けや食後のデザートも信ちゃん、mamaさんからいただき、お腹もいっぱいになりました。
歩く力が井のごとく湧いてきます。
キャンプセンターから少し登り返して羅漢道へ。宝満山の山頂はパスしました。
少し下ると、宝満山の「天の岩戸」が・・・。
セットにすると受験生の人気が今以上になること間違い無し(笑)
羅漢道にはその名のごとく羅漢像があちこちに。
羅漢道から少しだけ外れたところにありました。
皆さん行かれたことがあるようで風来坊だけ行ってきました。
皆さんには、その間待っていただきました。感謝です。
他には下の写真の金剛兵衛剣窟がありました。
(金剛兵衛は 金剛兵衛盛高と名乗り、継承した修験鍛冶らしい)
名もなき小さな窟を含めると今日見たのは10以上・・・。
峰入りスタート時の最初の重要ポイントに来たのはその時以来。
感慨深いものがあります。特にポンちゃんはその想いが強そうでした。
百段がんぎ最上段にある閼伽の井へ。
ここは徳弘の井で五井の一つという説もあるらしい。信じたいですね。
これを含めると井は三つ制覇。
あとは慎重に下って・・・。
今日は竈門神社のもみじ祭りらしく、大勢の人で賑わっていました。
歩き始める前の雨にはびっくりしましたがそれほど長く降らず、良かったです。
今日のルートは、山友さんアップのこちら↓を参考に。
(higetiasさんのブログ、信ちゃんのブログ、ポンちゃんのブログ)
思っていたよりハードなコースでした。
帰りは隊長に送っていただき、ありがとうございました!
あとで気付きましたが、今回は峰入りを歩くシリーズの第8回目(スピンオフを加える)で8名の参加者、
8時に出発して8時間ほどの山歩きでした・・・。蜂に刺されずに良かったかも(笑)
今日の行程
竈門神社7時58分→愛嶽山8時44分→大南窟9時33分→福城窟10時47分→益影の井10時54分
→法城窟11時2分→剣窟11時51分→金の水12時9分→普池窟12時20分→釜蓋窟12時42分
→昼食13時7分~44分→伝教大師窟14時24分→閼伽の井15時→徳弘の井15時24分
→竈門神社16時6分
昨日はお疲れ様でした。
今回は、歴史家風来坊ですね。^^;
詳しい説明をつけてくださり感謝です。これで私はルート図を載せるだけでよいか?と
あわやピーク無しの一日かと思いましたが、愛嶽に寄っておいてよかったです。
雨に始まった一日でしたが終わってみると、結構な達成感と、筋肉痛が残った(私だけ?)山歩きでした。^^;
お付き合いいただき有り難うございました。
こちらこそ、昨日もお世話になりありがとうございました。
宝満山は歴史が永く、まだまだ知らないことだらけです。
図書館で借りる本で少し勉強します。
今日は私も筋肉痛でしたが、土曜日の畑仕事に因る筋肉痛のようです。
一日置いて出たのには、がっかり(笑)
昨日はお疲れ様でした。
初めてのルートと言われていたのに詳細で、しかも関連情報まできちんと調べられた上に早いレポート、恐れ入ります。
改めて勉強になりました。
ただ、調べたところ益影の井は福城窟の左手の斜面を上がったところにあるらしく、今回は見逃したようなので次の宿題にしたいと思います。
またよろしくお願いします。
一昨日は道探しなど動いていただき、ありがとうございました。
お陰様で無駄なく、歩けることが出来ました。
五井七窟、なかなか手強いです。
図書館に予約した本を見て、フィードバックしたいと思います。
太宰府政庁があった頃からの歴史を持つ宝満山、面白いですね。
こちらこそ、よろしくお願いします。
素早く、要領を掴んでまとめられていて流石です^^
いーさんといい、いつ寝ておられるのだろうと思っています。
一番後ろを歩いていただき、ゆっくりで申し訳ありませんでした。
今週は週末に予定がありますので、それまでゆっくりと静養します。
日曜日はお疲れ様でした。
辛そうに歩く信ちゃんを見るのは初めてでしたので驚きました。
今週は天気も今一つですので、ゆっくりと休まれて下さいませ。
ブログ、何とか他からの情報を切り貼りしているだけです・・・。
今回のコース、higeさんのデータでは12kmほどありましたので、
結構長かったです。
ポンちゃんが良い企画を提案していただいて満足しました。
宝満山の歴史が奥が深いです・・・。
情報はネットで調べてまとめているだけで、知識は薄っぺらです(恥)
頭脳明瞭&体力満身、充実した山行を~♪
素晴らしい!
宝満にも、こんな素敵なコースがあろうとは(驚!)
雨に濡れると、ちょいと危なそうな岩も拝見。
そうそう我が家も、たまねぎ200本!(笑)
宝満山、今回で今まで知らなかったことを知りました。
奈良時代からの歴史がある宝満山、それを知っただけでも良かったです。
五井七窟、案内できる自信はありませんが、一度は歩いて欲しいです。
タマネギ、今年は病気にかかることなく収穫できるよう祈れば良かったです。
200本と言ってもそれほど場所をとらないですね。
窟巡り、お疲れ様でした。
とても厳しい山行のようですね。
ブログを見ているだけでドシンと痛くおなかに応えるほどです。
詳しい説明と皆様の様子を見せていただき、ありがとうございました。
七窟巡りは、思ったよりアップダウンがあり厳しかったです。
途中、筋肉痛が・・・と思ったら、前日の畑仕事の筋肉痛でした(笑)
日曜より月曜の方がひどかったので、齢を感じた次第です・・・。
津和野のブログ拝見しましたが、私がコメントする雰囲気ではありませんでしたので、失礼いたしました(詫)
先日は久し振りにお元気なお姿と歩きを拝見出来て良かったです。
いーさんが居ない峰入りは寂しかったので、ご一緒出来て嬉しかったです。
今日は、峰入りを補完するコースを楽しんで来ました。
峰入り古道、知って良い勉強になり、感謝しています。
また、ご一緒しましょう!