久々の緊張:根子岳西峰(熊本県阿蘇市)
先週半ばに、S・TAROUさんからのメールで「凧さんから韓国岳のお誘いが・・・」と。
凧さんとは随分と久し振り。お誘いの理由(風来坊推測)はあとで・・・
とにかく、新燃岳を近くで見てみたいと思い、参加の返事をした。
ところが、前日になり、韓国岳の入山禁止は解除されていないので、根子岳西峰へ変更しますのとの連絡。
ルートは勝手に地蔵峠辺りからと思って、日差しを防ぐ帽子などの準備をした。
朝5時20分頃自宅を出発。高宮まで行き、凧さんの車にS・TAROUさんと共に乗る。
次に登るタクシードライバーさんのご自宅へ。この4名で阿蘇へ向かいます。
途中の会話で、ヤカタガウドから西峰へ行く!?・・・ 想定外のコース。
「一般道ですから」の凧さんの話を信用してついて行くことにする。
最初から急な登りが・・・。登るタクシードライバーさん曰く「今日はずーっとこんな感じです」
最後がちょっと・・・と聞いた後の2番目の難所では足が止まった・・・。 5m以上ある登り。
「帰ろう」 そう思いました・・・。ここをクリアしてもあと1箇所一番の難所がある・・・。
今日はこのコースのピストンらしい。「引き返すなら今!」と思っていました。
しばらく固まる風来坊。皆さんを先に登らせ、降りようかとも思っていましたが・・・・
皆さんが登っていくので、とりあえず登る決意を固める。
3点保持を心がけ、登ります。木を掴みながら登り、何とかクリアー。
3番目の難所は、決意を固めたせいか、苦労せず登りました。
(でも、家に帰ってから写真を見るとI原新道の写真はほとんどありませんでした。余裕の無さが分かります)
地蔵峠からの道に合流して第一展望台へ
クマザサの多い道ですが、意外とアップダウンがありました(行きは緊張が取れてホッとしたのか道を覚えていませんでした(笑))
先に西峰へ行きます。
圧倒的な存在感があります。
今日はクライマーの姿が見えました。凧さん達のお知り合いのようです。
凧さん曰く、「良くブログにも掲載されているルートです」の言葉にのせられて行くが・・・
スズタケの生い茂る道です。夏は大変そう・・・・。
やけくそですので、とりあえず登りました。
しばらく登るとカヤの生い茂る頂上近くに出ました。
ここから頂上は直ぐです。ようやく、西峰本峰へ着きました。
早い時間ですが、昼食。凧さんは風を待っていますが、生憎、風は無し・・・・。
天狗は近くにあります。クライミングの人の姿を見ながら、絶対、自分には出来ないなと思っていました。
帰りは、違うルートで降ります。
ザイルで降りるのが、一番早くて安全と聞きましたが、出来れば歩いて帰りたい。
でも、ロープがしっかりあるのです(笑)
西峰本峰を一周して、昔の西峰へ戻りました。
ここからは、安心です。
もう一度、第一展望台で景色を目に焼き付けて・・・・。
降りる前に何度もルートを確認しました(笑)
この頃には、I原新道からでも降りれるかなとも思いましたが、安全策を取りました。
景色も楽しめます。滑りやすい斜面を慎重に降ります。
地蔵峠へ降りる途中から、ヤカタガウドへ降りる道がありました。
ここを下って、無事、登山口へ
朝、登る時から沢山いました。
普段良く来ている凧さん、登るタクシードライバーさんも初めてこんなに見たと言っていました。
かんぽの宿で汗を流します。お風呂場での会話を元に、今日の山行を推測すると・・・
今度、5月のサイゴクミツバツツジやヒカゲツツジなどの花の時期に、西峰を登る企画を考えていて、今日は、そのテストだったようです。
普通の人が登れるのか、ルートはどのようなルートが良いのかの調査だったと思います。
もしかして、韓国岳はエサで、最初からこちらに登るつもりだったのではとも思っています。早く言うと調べられて逃げられるかも・・・・。直前の変更でしたので全く調べていませんでした。
ある程度の技術があれば大丈夫と思いますが、準備するものや帰りは今日のルートが安心感があること、直前の天気などで実施を考えた方が良いのではと話しました。
また、来るかと言うと・・ 足場が良い好天の続いた日なら来ても良いかな と言うのが感想です。
凧さん、登るタクシードライバーさん、案内ありがとうございました。
S・TAROUさん、ご迷惑をお掛けしました。
阿蘇の景色を楽しみながら帰ります。
米塚近くの駐車場でキスミレの写真を・・・・と思ったら、アマナがありました。
キスミレは今が盛りのようです。
益城ICに向かう途中で、ピーナッツ豆腐を
美味しかったです。
昨年11月に陶ヶ岳でニアミスして以来の凧さんでしたが、普通の山歩きはしていませんね。
でも、二人とも最初にI原新道に登った時には、難所を見て「笑った」と言っていましたので、簡単なコースでないことは確かです。
久し振りにご一緒して頂きまして、楽しかったです。ありがとうございました。
雪山のシーズンも終わり、クライミングだけというのも・・・
山は、花・新緑・・・どんどん変わっていきます。
楽しい!ワクワクします。
同じ日にヤカタガウドから天狗峰の肩、東峰へ登りました。
我々が登山道に向かう途中、福岡ナンバーの車が停まっていました。9時30分頃です。
もしかしたら風来坊さんご一行ではなかったのでしょうか。
道間違いがなければ、登山口で出会ったかもしれませんね。
久し振りにご一緒して楽しかったです(途中から(笑))
凧さんも初めて登ったときに難所を見て「笑った」と聞いて人間なのだなと思いました。
花の季節の企画の際には、今日のテストが生かされるよう祈っております(笑)
間違いありません。砂防ダムの下のスペースに停めていました。
9時30分頃は、難所で固まっていました(笑)
お会いできなくて残念でしたが、同じ日の根子岳を共有できて良かったです。
昨日、根子岳・西峰で検索していたら、いーさんや信ちゃんの記事がありました。
初めて行った時には怖くなかったですか?
2つ目の難所では、この後にもう一つ難所があると思うと帰ろうかと思いました(笑)
でも、良い経験でした・・・・。
昨日は編集中とありましたので、コメントしませんでした^^
I原新道、楽しかったでしょう!
私は2回歩きましたが、I原さんという頼もしい方の先導で、ビビリながらもお花散策でした(^^ゞ
そろそろ根子岳にも足を向けなくては~~♪
直前の変更で予備知識も無く、しかも危険が多い話ばかり聞いていましたので不安が先に立ちました。
それに凧さん達との装備の違い・・・・(笑)
でも楽しかったですね。東峰側からだけしか知らない根子岳の裏側の光景に感動しました。
イワカガミが咲く頃や紅葉時は素晴らしいでしょうね。
また行きましょう。
本当にビビリました!?
花はI原新道を通らなくても楽しめると学習して帰りましたが、サイゴクミツバツツジはあのルートだけかも知れませんね。
振り返れば、面白そうなルートではありました。
決して凧さんが騙した訳ではないと思います。
私の希望はニューピークの市房山でした(笑)
一度登ったのでどのルートでも今後は大丈夫です!
次は「一寸危険な花見登山」で行きましょう。
初コメントいただき、ありがとうございます。
今の時期の市房山よりは、はるかに楽しい楽しい根子岳西峰でした(笑)お陰で根子岳の違う面を発見しました。
次はもう大丈夫ですが、雨の後は・・・・です(笑)
早朝起床がなかなか苦手な「山馬鹿」です、何秘訣はありますか?
安定感抜群の『風来坊さん』が苦労されたルート、拙者には無理で~す、結構臆病ものであります。でも、西峰はいつか登ってみたいと狙っています。
私のは早朝起床というより、深夜徘徊が近いかと思っています(笑)
コツは早寝ですね・・・。でも、山馬鹿さんの休日の山歩きの記録などを見ると十分、早起き出来ていると思います。
I原新道、山馬鹿さんなら大丈夫と思いますが、西峰本峰へ行くなら新道でよじ登りに慣れてからと言うのも作戦の一つと思います。
でも、前日や前々日までの雨量は確認して登るのが良いです。